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スポーツにおける流れの正体と引き寄せ方

さまざまな球技

みなさんはスポーツや将棋みたいな勝負事で「流れ」を感じたことがありませんか。

私を含めてほとんどの人はあるはずです。

そこで今回はスポーツのような勝負事における流れの正体と、流れをこちらに引き寄せる方法をお知らせいたします。

ここでいう「引き寄せ」とはスピリチュアルな考え方ではなく、それなりに理屈っぽい考え方です。

その方法は各種のスポーツはもちろん、ビジネスや麻雀、対戦ゲームといった対人系の物事にも通じます。

陸上競技やゴルフなど自分の中で好記録をめざすタイプの競技にはちょっと参考になりにくいかもしれせん。

スポーツの流れの正体は勢いみたいなもの

そもそも勝負事にいう流れは、よい流れと悪い流れの2つに大別できます。

  • よい流れ精神や肉体の状態がいい⇒思い切った策が成功しやすい⇒精神的に楽⇒好循環
  • 悪い流れ精神や肉体の状態が悪い⇒縮こまった策が失敗しやすい⇒精神的に苦しい⇒悪循環

基本的に人間は、自分の精神や肉体の調子が悪いときは縮こまった策を選びやすい一方で、調子のいいときは思い切った策を選びやすいと思います。

思い切った策とは自分の中では攻撃的な策である場合が多いです。

で、思い切った策が成功すると次は精神的に楽になり、その余裕から次もよいパフォーマンスが出やすいでしょう。

これこそがよい流れです。その意味では流れは勢いに近いものがあります。

自分の精神や肉体の状態がいいことはその起点となります。

一流のプレイヤーほど競技人生の中でよい流れに滞在する割合が長く、また運もいいが傾向があります。

運勢のいい人は「自分は運がいい」と思い込む傾向があるよ。
思い込みの力は結構強いからね。
全盛期の羽生永世七冠は振り駒(将棋の先手後手をランダムに決める手法)も強くて有名だったなぁ。

逆に人は精神的に追い詰められていると縮こまった策を選びやすく、しかも失敗しやすいです。

その失敗を引きずってさらに精神は苦しくなりがち。まさに悪循環。

こういった悪い流れのときは「自分は運が悪い」とか思い込んだり、自分の不調を他人のせいにしやすいです。

流れを引き寄せる方法

ここまでの記述を読むとだれもが悪い流れに滞在する時間は短い方がいいと考えたと思います。

そこでここからは流れをあなたの側に引き寄せる方法をご紹介します。

  1. 試合当日のコンディションに配慮する
  2. 試合中は冷静になろう
  3. 攻撃のコンボを決める(畳み掛ける)
  4. 相手の凡ミスはチャンス
  5. 得意な攻撃パターンをもつ

上記は流れをこちらに引き寄せる方法ですから、逆に相手にそれをやられると相手に流れがいきやすくなります。

試合当日のコンディションに配慮する

さきほど述べたようによい流れに入るには「自分の精神や肉体の状態がいい」が起点になる場合が多いです。

自分の肉体に不具合があると精神状態を悪くなりがちですから、やはり両方をよい具合にもっていくことがカギになります。

将棋のような頭脳競技にしても肉体の状態がいい方がパフォーマンスもよいでしょう。

本番当日までに自分の精神や肉体をよい具合にもっていくには、公私にわたって人間関係をよい感じにする、食生活を安定させる、ストレスを発散させる、練習を通じて自信をつけるといったことが基本線にあります。

試合中は冷静になろう

それから試合中は勝負全体を冷静に見渡してみましょう。

冷静になると打開のチャンスが見えてくることはよくあります。

基本的に過去の悪かったときのイメージは振り返らず、よいところばかりを思い出し、自分は勝負強いと思い込むべきです。

無駄に力んだり焦ったりするとミスの確率が上がってしまいます。

ちなみに近年のプロ将棋のタイトル戦ではタイトルホルダーが防衛するよりも挑戦者がタイトルを奪うパターンが多いです。

これは守勢に入ったタイトルホルダーよりも、失うものがなく負けん気でかかってくる挑戦者の方が心理的に有利だからだといわれています。

藤井聡太二冠による最初のタイトル獲得がまさにそんな感じだったな。彼はすごく若いのに当時最強の渡辺名人に立ち向かっていった。

攻撃のコンボ:相手に畳み掛けるチャンスを逃さない

次は攻撃のコンボについて。

ここでいうコンボとは、コンビネーション・ボーナス(Combination Bonus)の略で格闘ゲームによく出てきます。

たとえば、格闘ゲームではXという技が決まった直後はYやZという技が決まりやすくなっていたりします。

つまり、コンボは攻撃が連続して決まりやすいなど相手に畳み掛けるチャンスなのです。

コンボはいわゆる波状攻撃みたいなもの。

コンボは格闘ゲーム以外のところにもよくあります。

たとえば、将棋では特定の一手が決まると次に相手は受ける(守る)しかなく、次もまたこちらの攻撃ターンになるというパターンがあります。これがまさにコンボみたいなもの。

将棋では特定のコンボに入れば、それまでが劣勢だったとしても一気に攻め勝つことだってあります。

スポーツにおいてもダラダラ攻撃し続けるよりも特定の場面でのみ集中的に攻撃した方が効率的なんてことはよくあります。

その典型的な場面は相手の反則からの攻撃権を利用するところ。

サッカーにおいてはゴール近くのセットプレー、バスケにおいてはアンスポーツマンライクファウルからの攻撃なんかがそうです。

相手チームのメンバーが反則で退場したり、あるいは相手チームのメンバーが退場一歩手前の反則をとられ次の反則を恐れて積極的なプレイができなくなったところでも有効です。

テニスのようなラリー競技では攻撃に緩急をつけると効果的。テニスではドロップとエッグボールとボレーを交えると効果的。普通のストローク強打だけで畳み掛けるのは難しいです。

野球では失投やストライクを安全に取りに来た球なんかがチャンス。

相手が強ければ強いほど畳み掛けるチャンスは少ししかない!
数少ないチャンスをものにする能力って重要だよね。それは勝負強いというべきか。

相手の凡ミスはチャンス

勝負事においては自分が難易度の低いミスをしでかすと相手に流れがいってしまう場合が多いです。

ということは、こちらとしても相手が凡ミスしてきたときはチャンスと見るべき。

凡ミスをすると大抵のプレイヤーは落ち着きを取り戻すまでに時間がかかりますから、このときに畳み掛けるのです。

そもそも勝負事においては相手の弱点を攻めるのが基本です。それは卑怯でも何でもありませんし、相手としてもこちらの弱点を攻めてくるでしょう。

相撲の横綱だけは真っ向勝負で戦わないと多方面から批判されますが、相撲は神事でもあるので仕方ありません。

得意な攻撃パターンをもつ

相手に畳み掛ける際には得意な攻撃パターンをもっていると心強いです。

「このパターンならオレはかなり成功率が高い」というようなパターンをもっておくと畳み掛けるチャンスが到来したときに大きな武器となります。

ここで相手の心をへし折ることができれば勝ったようなものです。

ぜひとも「流れ」の力を自分の側につけて勝ちまくりましょう。

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