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社会・教育

新聞5紙の特徴を比較【あんなものはいらない?】

2020年11月1日

かつて日本経済新聞が示して炎上した素敵なグラフ(出典:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB282HC0Y3A021C2000000/?n_cid=SNSTW005)

 

日本の大手新聞社に共通した特徴(新聞離れとも密接)

  • 「ペンは剣よりも強し」みたいなことを言っているが、現在の主力事業は不動産事業と化している会社もある
  • テレビ局と同じで一般人へのインタビューは仕込みの場合がある(仕込みじゃない場合、そのマスコミにとって都合のいいコメントが切り取られるだけ)
  • 大手の新聞社の土地はかつての国有地(都心一等地)を格安で払い下げてもらっただけなのに立地の一流感を誇っている
  • 「多様性が大事」とか言っている割に記者クラブによって情報を独占している
  • 軽減税率で優遇されている割に左翼新聞は政府(自民党政権)をかなり批判する
  • 一般個人でもアクセスできる政府や通信社がネット発表している文を記事にしているだけ(新聞社としての意見も載っているがバイアスがかかっている)
  • 日刊新聞紙法には株式譲渡制限があるため新聞社は買収されない
  • キー局とグルになって巨大な利権を保持しているから、テレビと新聞はたがいに批判しにくい(クロスオーナーシップ)
  • 再販制度で定価販売維持(カルテル)
  • 左翼新聞は「平等」が大好きで本体の正社員は高給取りだが、新聞関連の販売店や流通業、非正規労働者を低待遇に追い込んでいる
  • 左翼新聞は「人権」が大好きだが、主催の高校野球では坊主頭の球児たちを酷暑の中でプレイさせ、自分たちは冷房の効いた環境で高野連やNHKとともに利権をむさぼり、高校球児の酷使を美談としてまとめた報道をしている
  • 押し紙だらけで広告主をだまし続けている
  • 押し紙の実態やこれまでの詐欺をすべて明らかにしていない(自分たちは押し紙の真実を明らかにしない割に、社会に対しては「真実を明らかにする」みたいなことを言っているのは矛盾でしかない)
  • 押し紙は紙とインクと運送車両の燃料の浪費(紙面で環境保全を訴えるより新聞社が倒産して部数がなくなるほうが環境には合理的)
  • 公職者と飲食や賭け麻雀を行うなどして闇の親交を深めている(賭け麻雀は違法だし、賄賂も疑わしい)
  • 新聞社幹部は男性ばかりだが、なぜか女性蔑視を問題視した記事を書いている
  • 被害者の名前や顔は明らかにする割に、加害者は大して報道しない
  • 身内の従業員、ジャニーズのような人気がある出演者、ミツカンのような大きな広告主の不祥事はほとんど追及しない割に(=報道しない自由)、敵視する人物・組織の疑義はバカみたいにこだわる
  • 記者会見でしょうもない質問を連発して回答者を呆れさせ、その場の雰囲気を悪くする(たとえばイチロー選手の引退記者会見とか…)
  • 戦後、日本の財閥、銀行、石油、百貨店、製薬、電機、半導体などは大きな業界再編を行ったが、テレビおよび新聞業界では大型再編がまだない
  • 世界的にはマイナースポーツの野球をゴリ押し(海外で野球人気は低いことを言いたがらない)
  • 上記箇条書きのような批判を行った人は、それが正論だとしてもマスコミから干されやすい(日本の大手マスコミは自らに味方するイエスマンしか使いたがらない)

※普通、言論っていうのはある政策について賛成派と反対派が話し合うように両派の意見を戦わせることが重要ですが、日本の新聞社はそういう民主主義的な言論を好まず社是に沿った意見や人材ばかり使うんです。

現在、日本に新聞社の数は大小100社以上もあります。

今回はその中でも全国紙(主要紙)5つを比較し、さらに各社の特徴をそれぞれ紹介していきます。

※紙媒体としての新聞は昨日とかの出来事を有料で記しただけの役立たずメディア。無料でネットニュースが見られる現代では時代遅れです。

紙面から情報を得たいのなら書店で本を買うほうがよっぽど有用でしょう。有能な学生としても明らかな斜陽産業に就職すべきではありません。

※チラシ情報が知りたいために新聞をとりたいという世帯もあるでしょうが、今の時代はShufoo!というサイトで全国各地の折り込みチラシを地域ごとに見れますよ。

新聞は発行部数の比較がしにくい

まずは主要5紙の全体的な比較から。

紙版の朝・夕刊セット
1ヶ月購読料
実売部数※ 思想の特徴 ぐるになっている
テレビ局
平日朝刊のページ数
(広告ページ込み)
産経新聞 朝刊のみ3034円 押し紙? 右派 フジテレビ 24~30
日経新聞 4900円 押し紙? 中道右派 テレビ東京 28~44
読売新聞 4400円 押し紙? 中道右派 日本テレビ 28~38
毎日新聞 4900円 押し紙? 左派 TBS 24~30
朝日新聞 4900円 押し紙? 左派 テレビ朝日 24~36

※一般に右翼系の新聞は自民党に賛同的であるのに対して、左翼系の新聞は自民党に反発的だとお考えください。日本共産党の機関紙である赤旗なんかは極左です。

自民党の政策の方向は、経済成長重視、改憲、武力拡充、親米・反中・反韓、原発稼働、天皇に賛同的。

逆に日本の左翼が好むのは、成長よりも分配重視、護憲、武力縮小、反米・親中・親韓、原発反対、天皇に否定的。

まあ自民党の中にも親中派が少しいるように自民党とて一枚岩というわけではありません。

※本来、報道機関は真実や妥当な見解を公平に示さなければなりません。

しかし、一部の報道機関は、たとえば「ウチは反自民党の読者が多いから、真実かどうかは怪しくても反自民党的な記事ばかり書く」みたいなスタンスでいるところもあります。

こういう報道機関は役に立ちません。もちろん自民党への批判も必要ですけど公平に展開すべきでしょう。

安倍政権の時代、フジ・産経や読売の調査では政権支持率が高い一方で、毎日や朝日の調査ではそれよりは低いというパターンが多かった。
公正中立な記事を書くよりも、少し偏った記事を書くほうが自社のスタンスが明確になるし読者にアピールできるけどね。
それはマーケティング戦略に沿った方針だね。ジャーナリズムというよりコマーシャリズム(商業主義)に沿っている。

※平日朝刊のページ数は日経新聞が多いです。しかし、日経新聞は他の新聞よりも市況(金融商品の価格)が細かくたくさん載っています。これは投資家向けの数字の羅列ですから記事とは言い難いです。

※正確な比較は難しいですが、紙面における広告量が多いのはおそらく読売と日経。それは広告主から人気があることの証ともいえます。

新聞の広告って意外と面白いんだよな。
平日朝刊の記事および文字数は日経と読売と朝日が同じくらいの水準で並び、毎日と産経が少ないといえます。
衰退している新聞業界の中でもとくに衰退感が強いのが毎日と産経。
戦後の日本企業は再編が進んだが、例外的にテレビ新聞業界だけは再編がまるで進んでいない。利権を維持したがっているんだろう。
大手の新聞社やテレビ局は不動産収入が意外と大きいから生き延びているといわれているね。

日本は押し紙があふれているため部数比較が難しい

さきほどの表中の押し紙とは新聞社が新聞販売店に押し付けた新聞のこと。

そもそも新聞社にとって発行部数は多い方が望ましいです。その方が広告主からより多くの広告料がもらえるから。広告単価も上がります。

そこで新聞社は必要以上の新聞を刷って新聞販売店に売りつけるのです(=発行部数の水増し)。これが押し紙。

新聞販売店の店主の中には経済苦(とくに押し紙問題)もあって自殺した人もいたようだよ。
とうの新聞社はそういう業界にとって都合が悪い事件は報道しないよな。人権にうるさい新聞社でさえも。

主要5紙はどこも大量の押し紙を抱えているため、まともに販売部数を比較することができないのです。

ただし、現代では紙版の売上が大きく下がって電子版の売上が微増しているため、紙版の発行部数・販売部数を見る意味がなくなってきています。

それでも5紙の販売部数をランキング化すると、

  1. 読売
  2. 朝日
  3. 毎日と日経が同じくらい(今では日経のほうが多いっぽい)
  4. 産経

という感じです。

新聞紙の素材は再生紙を使っているとしても、印刷や運送にはそれなりのエネルギーを消費しています。

押し紙の多い新聞社はそれだけ資源を無駄にしているということ。そんな押し紙まみれの新聞社に環境問題を批判する資格があるのでしょうか。

Twitterで面白いデータがわかった件

最近のTwitterはツイートがどのくらい表示されたか第三者にもわかるようになりました。

これは各ツイートの右下を見ればわかります。

そして以下は新聞社本体のTwitter公式アカウントのフォロワー数と表示数です。支社のフォロワー数や表示数は含めていません。

フォロワー数 1ツイートの平均的な表示数
(バズをのぞく)
産経新聞 約71万人 1.8万
日経新聞 約378万人 5万
読売新聞 約84万人 6000
毎日新聞 約98万人 7000
朝日新聞 約134万人 6000

日経新聞のフォロワー数と表示数が飛びぬけて多いのは、Twitterは投資情報の収集目的でやっている人が多く、彼らは投資情報として日経新聞を参考にするからでしょう。

紙製新聞が全体的に斜陽の現代でも、日経は電子版購読やネットニュース配信の業績は競合他社よりも優れています。

ちなみに日経の元記者でインフルエンサーの後藤達也さんはフォロワーが約50万人で、1ツイートの平均的な表示数は約25万となっています。

経済情報は組織による報道より特定個人による伝達のほうが影響力が増しつつあります。

産経新聞がフォロワー数の割に表示数が多いのはネット右翼に人気があるからだと考えられます。

とくに興味深いのは朝日新聞で、フォロワー数の割に平均的な表示数が少ないのです。

そこからは、朝日新聞のフォロワーは朝日新聞のツイートを積極的に見ようとしていないということがいえます。

それは家庭でテレビを適当につけっぱなしにしている感覚と似ています(大手メディアだからとりあえずフォローされるが積極的に読まれない)。

朝日新聞は捏造記事をアップすれば炎上して一気に表示数が上がるでしょうが、懲りたのでしょうか。

紙媒体の購読者の中にも惰性でとっているだけできちんと読んでいない人が多いのかも。

100ページの雑誌を買った人の場合(広告ページはのぞく)、統計的にそのうちの2割分くらいページしか読んでいないといわれています。

今の時代の紙新聞もきちんと読まれているか、はなはだ疑問です。

新聞各紙の特徴の比較:理想は複数を比べること

新聞は2紙以上を購読して読み比べることが理想的。

朝日と毎日は両方とも左派ですから、朝日と毎日のうち1紙、産経と読売と日経のうち1紙をとるといいでしょう。

その方が思想が偏らないからです。

しかし「2紙以上をとるのは面倒」「2紙以上をとるのは経済負担が厳しい」と考える人も多いでしょう。

そこで次からは1紙だけとりたい人のために各紙の特徴について述べていきます。

産経新聞の特徴:神話や自らが全国紙であることを信じるおめでたき新聞

産経新聞の紙面を見ると特徴的なのが神話時代の天皇の存在を信じていること。ほかにも歴史小説(フィクション)を史実と勘違いしているところがあります。。

いや、神話時代の天皇の存在を信じること自体は個人・法人の自由ですが、大手の報道機関がそれにもとづいた記事を流布するのはいかがなものでしょうか。

報道とは現実の出来事を知らせることであって神話を広めることではありませんからね。

とくに神話時代の最初の天皇である神武天皇は127歳まで生きたとされます(皇紀と西暦は一致しないという説もあり)。紀元前の医療や食料水準で127歳まで生きたのはどう考えても無理があるでしょう。

そうなると「神武天皇の存在はかなり疑わしい⇒それを信じ込んでいる産経新聞も疑わしい」という図式が成立してしまいます。右翼メディアはこのパターンが多いです。

実際、産経は世論調査について不正をやらかしたこともあります。

産経新聞の紙面や討論番組に出演している産経系のジャーナリストからも知性があまり感じられません。社説や統計データでさえも基本的な知識が欠けていることもありました。

大体、産経新聞は全国紙を自称していますが、今の体制や部数ではもう全国紙とは言えないでしょう。

2020年の緊急事態宣言中に産経と朝日新聞の社員は東京高検の黒川検事長と賭け麻雀を行っていました。

また2020年12月には産経新聞の記者による写真の盗用も発覚しました。それでも産経や朝日をとりたい方はどうぞ。私は下卑た新聞は絶対にとりませんが。

読売新聞の特徴:巨人や竜王戦に忖度しまくりの成金偏向紙

押し紙も含めて世界で最多の発行部数を誇るのが読売新聞です。いや、もはや誇るところが部数の多さくらいしかないのかも。

あの巨人軍の親玉として偏向報道をすることでも有名ですね。押し紙といい、巨人や竜王戦の小細工といい、虚飾を施す執念については一流です。

かつて将棋の竜王戦6組1回戦で藤井聡太(新四段でデビュー戦)VS加藤一二三(九段)という組み合わせ・抽選がありましたが、これはありえません(新四段はアマ・女流と対戦するのが慣例)。大スポンサーの読売が話題作りのためにしゃしゃり出てきたんでしょう。

そもそもスポーツの結果は第三者(審判)に左右されることがありますが、将棋の結果は第三者に左右されないのが大原則。にもかかわらず竜王戦では外野が組み合わせを作為的にしていいんでしょうか。

どちらも歴史に名を遺す天才棋士なのに、妙な横やりを入れる輩には困ったものです。

大体、読売新聞が主催になっている将棋の竜王戦と囲碁の棋聖戦は名目的には棋戦の序列1位ですが、それは賞金額の高さで強引に1位にしたものであって、実質的・歴史的な格は名人戦のほうが上でしょう。竜王戦と囲碁の棋聖戦は巨人軍の伝統と同じで成金っぽいんです。

かつてWT氏が「たかが選手が」と言っていたのも、ファンより、大金を出している親会社のほうが偉いという発想が根底にあるからでしょう。

基本的に読売新聞の紙面は平易な表現が多く、穏和な親米保守という印象を受けます。まあ大衆的であるため深い知性は感じられません(逆に朝日新聞は左翼インテリ向けに小難しい表現を多用したがる)。

ページ数も広告主も5紙の中では充実している方です。

巨人軍や竜王戦に偏った程度の低い報道をお金を払ってまでも見たい人はどうぞ。

日経新聞の特徴:提灯記事と飛ばし記事が目立つ株屋御用達紙

日経新聞は企業の幹部や投資家が購読している率が高いように経済情報がとても充実しています。

そのため日経新聞は投資をやっている人や企業人と話を合わせたい就活生・大学生・転職者におすすめです。

日経新聞は経済情報だけでなく政治、国際、地域、社会・スポーツの各ニュースも載っているよ。

日経新聞の欠点は飛ばしと提灯記事です。

飛ばしとは、裏付けが確かでないまま出した早とちり的な記事のこと。投資家にとって重要情報は早く出る方が望ましいですから、たまに飛ばしを出してしまうのだと思います。

さらに提灯記事とは特定の組織(会社や政府機関など)を持ち上げるための記事のこと。宴席で言う太鼓持ちみたいなものです。

たとえば日経新聞が上場企業のH社について提灯記事を発表すると、H社の株価は上がることもあります。

逆に日経新聞が上場企業や市況について悪い情報を流すと株価は下がりやすいため、よくも悪くも日経新聞は圧力を受けています。

とくに日本人は圧力とか空気に敏感ですからね。

株式投資ではマイナスの情報を知ることも大切だよ。

でも大新聞が経済について株情報ばかり重視していると、なにか薄っぺらさや不公平さを感じやすいんですよね。筆者も株式投資をやっていますけど。

あの有名な日経平均株価は日本経済新聞社が選定・算出した株価指標です。

しかし、日経平均株価は一部の値がさ株が異常に大きなウェイトを占めている、任天堂やキーエンスは入っていない、選定は日本経済新聞社の独断という欠陥があります。

日本経済新聞社は日経平均株価を誇っていますが、こんな欠陥指数は誇るに値しません。

斜陽ぶりと卑猥さと頓珍漢な報道で有名な毎日新聞

毎日新聞社は一度倒産したことで有名。現在も部数および経営は斜陽です。

毎日新聞は新聞業界の斜陽ぶりを理解するくらいの知能はあるため、政府に対して新聞業界にお金を出す政策を何度か進言しています。まあ新聞への軽減税率はその現れみたいなもの。

10年ほど前には根拠のない卑猥な報道を英語版で配信し続けていたことで有名になりました。

毎日新聞の数少ない功績は旧石器発掘の捏造をしていた人をスクープしたことくらいか。

この事件を境に日本史の教科書まで変わったくらいですから。

2021年には森元首相の女性差別発言を批判していますが、かつて卑猥な記事を垂れ流していた新聞社が批判できるのでしょうか。

イチロー選手の引退会見でイチロー選手を呆れさせたのは毎日新聞と週刊SPAの質問だった。
同じような質問や的を射てない質問する記者は大物選手に申し訳ないし、なんだか恥ずかしい。
そういうところで恥ずかしさを感じないのが無能記者だよ。

朝日新聞の特徴:思想も旗も収支も真っ赤

朝日は、戦前は太平洋戦争の開戦や戦況を強く煽っていたのに今は平和主義っぽいことを強く主張している妙な新聞。

そういう恥ずかしい歴史があるのなら普通は社名や新聞名を変えますが変えていません。

さらに朝日新聞は社是として「反自民党」があり、それにこだわった結果、ウソの報道をしてしまったことが何回もあります。

慰安婦をめぐる捏造記事は有名。また朝日新聞社の社員がサンゴをわざと傷つけて日本人のモラル低下を嘆いた捏造事件も有名です。

大量の押し紙も一種のフェイク。

誤りをしでかしてもなかなか謝ろうとしないところは、左翼が大好きな社会主義国の政府とそっくり。

かつては北朝鮮を「地上の楽園」と評していました。

朝日新聞の一部記者の能力は高いと思いますが、社是が偏っているため公平な報道ができていない感じがします。

朝日新聞の記者個人はTwitterでの発信に積極的。

朝日新聞は「反自民党」をやめてもっと公平に報道した方が報道機関としての評価は高まりますが、「反自民党」の記事ばかりが読みたい読者を確保したいのでしょう。

朝日新聞は基本的に意見の違う他者(とくに右派)にかなり厳しくて、自社に激甘というダブルスタンダードで有名です。報道機関として素晴らしい姿勢ですね(棒読み)。

それから「平等」「平和主義」みたいな綺麗事や理想論が大好きです。

その割にアマチュアスポーツの中で高校野球だけを特別扱いして利権保持に勤しんでいます。読売が巨人をひいきにするのは親会社・プロスポーツであるためまだ理解できますが、朝日がアマチュアスポーツを利権化してもいいのでしょうか。

それに朝日新聞本体の正社員の給与は高い水準ですが、非正規社員や販売店には厳しい待遇を押し付けています。これも彼らが大好きな「平等」に反しています。

朝日に限らず大手新聞社は高偏差値大学の出身者でないと正規雇用の入社がかなり厳しいのは学歴差別ともいえる。
もし会社が非正規社員の待遇を上げると正社員の待遇はそれだけ削られるから正社員は非正規社員の待遇を上げることに賛同しづらい。

大学教授は朝日新聞を読んでいる率が高いといわれるように大学受験で朝日新聞の紙面が採用される率は他紙よりも高いです。

朝日系列のメディアでは「EduA」という教育特化サイトもあるように他紙よりも受験ニュースに力を入れています。私が好きなクイズノックの伊沢さんもよく朝日系のメディアに出ています。

そのため、受験を少しでも有利にすすめたい人にはおすすめします。

朝日新聞は本業(新聞)は傾いているが、不動産ビジネスが好調。だが、それも2020年以降は崩れたっぽい。
新聞社は未上場企業ばかりだから経営状態が把握しにくいんだよな。

まとめ:1紙だけ購読するなら

  • フィクションや神話を信じるなら産経
  • 無難な新聞がいいのなら読売(ちょっと保守的)
  • 投資や就活を有利にすすめたい、あるいはビジネスに活かしたいのなら日経
  • つぶれかけの会社による変態報道が見たいのなら毎日
  • 捏造報道が見たい、反自民党にこだわりたい、そして受験を少しでも有利にしたいのなら朝日

ちなみに私自身は新聞はほとんど購読せずネットニュースを比較しながら読んでいます。

今のインターネット時代では新聞にお金を払う価値はほとんどないからです。

これからの時代は「右」「左」なんていう党派性にこだわったメディアよりも、物事を是々非々で判断するメディアを読むほうが賢いと思います。

電車の中で産経、朝日、毎日を読むのは恥ずかしい。電子版なら他人からわからないけど。

このページで書いた批判は、たぶんまともな新聞記者ならみんなわかっていると思います。

しかし、日本の大手マスコミはテレビ局と新聞とラジオとがグループ会社になっていて(=クロスオーナーシップ)、とくに自社グループにとって都合が悪いことは報道しません。

新聞記者は自社グループの方針に逆らえないため、空気を読んで黙っているというわけ。

また日本の新聞社は世界的に悪い意味で珍しい記者クラブという閉鎖的な体制を維持し続けています。

記者クラブ、クロスオーナーシップ、再販制度、日刊新聞紙法(株の譲渡制限)、このあたりを改革しないと報道の自由度ランキングで日本は上位に行けません。

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