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東横線と目黒線での通勤の基本

東急東横線通勤路線と住宅

京(渋谷)と浜をむすぶ東急電鉄の路線、それが東横線(とうよこせん)です。

この東横線の途中駅の日吉と目黒をむすぶ路線が同じ東急電鉄の目黒線です。

東急とは東京急行の略。


東急各線は戦前に五島慶太という有名な実業家が鉄道会社を次々と買収したことに現在の繁栄の基礎があります。

これは、関西では小林一三という有名な実業家が積極的な沿線開発によって阪急電鉄を大きくしたこととよく対比されます。

小林一三氏による宝塚歌劇団の設立、百貨店の経営、プロ野球団の試みなどは有名。

そのためか、東急や阪急の沿線には高級感というかブランド感みたいなものが漂います。これが東横線の人気の理由だといえます。

東急東横線・目黒線の場合、具体的にブランド感とは以下のとおり。

  • 若者の街渋谷
  • オシャレなアパレル店、インテリア店、美容室が揃った街代官山と目黒と自由が丘
  • 芸能人が多い街中目黒と目黒
  • 超高級住宅街田園調布
  • 新興タワマンが林立する街武蔵小杉
  • 駅前に慶應大がある街日吉
  • 駅前に東京工業大学がある街大岡山
  • 神奈川県で乗降客数No1の駅横浜

こういった評判は他地域にお住いの方でも聞いたことがあるでしょう。

東急の二大路線ともいうべき東横線と田園都市線を比べると、田園都市線の方が新興感が強いといえます。

中目黒は芸能事務所が多いし、各テレビ局のアクセスにとって便利な位置にあるから芸能人も多いよ。
メディア系の関係者はある程度固まった方が都合がいいんだよね。アニメ・マンガの街である練馬や、出版・学問の街である文京区もそんな感じ。
渋谷周辺も再開発とともにIT企業が多く集まったものだ。ITと若者の街は感性が合うのだろう。
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東急東横線・目黒線での通勤

会社の区分私鉄
路線東横線・目黒線
他社線への直通運転みなとみらい線⇒東横線⇒東京メトロ副都心線⇒西武池袋線・東武東上線
他社線への直通運転目黒線⇒南北線⇒埼玉高速鉄道、目黒線⇒都営三田線
運賃以外に料金が必要な列車なし
通勤型電車の車両数東横線は10両と8両、目黒線は6両が基本
ラッシュ時の女性専用車両東横線にはあり:渋谷方面寄り先頭車
栄えている駅渋谷、代官山、中目黒、自由が丘、目黒、武蔵小杉、横浜
東横線の上り列車の始発駅菊名、武蔵小杉、横浜,元住吉、みなとみらい線の元町・中華街
目黒線の上り列車の始発駅武蔵小杉、日吉
朝の最混雑区間と平均混雑率学芸大学⇒中目黒:170%、武蔵小山⇒目黒:165%
東横線で座るには始発駅か、菊名、武蔵小杉、自由が丘みたいな大きな駅で降りる人を狙うのが正攻法。

東横線の概要

さて、東横線・目黒線は東京都や神奈川県の中でも人口が多いところばかりを走っています。

小田急線や東武線など他の私鉄は田園地帯(人口が少ない地域)も走りますが、東横線は距離がやや短いため沿線に田園風景は見られません。

渋谷駅から横浜駅までの距離は25kmくらいと、山手線からの放射状路線の中では短い方。

そのうえ、下りの終着駅は横浜駅という神奈川No.1の乗降客数を誇る巨大な駅です。

このように東急電鉄各線は人口密集地帯しか走らず売上効率がよいので、運賃は大手の鉄道会社の中では最安クラスです。

ちなみに小田急電鉄の運賃も全体的に安い水準にあります。

東急東横線・目黒線の路線図

東急東横線・目黒線とみなとみらい線の路線図

東横線と目黒線の路線図

※上の路線図は2020年3月のダイヤ改正をもとにしたもの。

※渋谷~横浜を東急東横線、目黒~日吉を東急目黒線といいます。

※田園調布から日吉までは東急目黒線が東横線と重複して運行しています。

※東急線の特急は別料金なし、運賃だけで乗車することができます。

※横浜~元町・中華街は東急電鉄の路線ではなく、横浜高速鉄道みなとみらい線(通称:みなとみらい線)といいます。

※都立大学駅そばの都立大学、学芸大学駅そばの学芸大学は移転してしまいましたが、移転後も駅名は残り続けています。

たまに都立大学や学芸大学の受験生が間違えて降りたりするけど、間違えないように気をつけてね。
鉄道の存在感が強い首都圏では駅名=地名に近いものがあるよ。そうなると、愛着をもった地元民は大学が移転しても駅名を変えたがらないみたい。
日吉が慶應義塾大学駅に、大岡山が東京工業大学駅にならないのはなぜか。慶應は私立だからかな?

★東急東横線が関わる乗り入れ運転の概略図

副都心線と有楽町線の運転概略図

東急東横線が関わる乗り入れは運転は上の画像のとおり。

この概略図のポイントは、直通運転のルートはまっすぐであって、戻るようなルートはないということです。

つまり、運行ルートは森林公園~新木場、森林公園~元町・中華街、飯能~新木場、飯能~元町・中華街のそれぞれの区間内を行き来するのです。

新木場~元町・中華街、森林公園~飯能という運行ルートはありません。

★参考:副都心線(画像左)と有楽町線(画像右)の路線図

副都心線の路線図有楽町線の路線図

※副都心線は新宿三丁目、池袋など、日比谷線は六本木、霞ヶ関、銀座などに向かうのに便利な路線です。

※Fライナーは東急東横線内は特急として運行します。

Fライナーとは、みなとみらい線と東急東横線と東京メトロ副都心線と西武池袋線と東武東上線が直通で走らせる列車のうち速達性の高い電車のこと。

Fライナーは通常の通勤型車両でされる、別料金不要の電車です。

★東急目黒線が関わる乗り入れ運転の概略図

東急目黒線の乗り入れ路線図

★都営三田線(画像左)と東京メトロ南北線(画像右)の路線図

都営三田線の路線図南北線の路線図

東急目黒線が関わる他社線への乗り入れは上のとおり。

これによって日吉からから乗り換えなしで埼玉スタジアム近くの浦和美園や、都営三田線の西高島平に行くことができます。

※東京メトロ南北線は六本木や四ツ谷、都営三田線は大手町や水道橋に向かうのに便利な路線です。

東横線は割と便利

他路線との接続

東横線あるいは目黒線の駅乗り換え路線の駅乗り換え路線備考
渋谷渋谷東急田園都市線、京王井の頭線、JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線渋谷駅は出入口が多方面に入り組んでおり、また工事中であるため位置関係がとても複雑。なお銀座線は地下鉄だが渋谷駅ホームは高架になっている。
中目黒中目黒東京メトロ日比谷線東横線から日比谷線へは対面乗り換え
自由が丘自由が丘東急大井町線
多摩川多摩川東急多摩川線、東急目黒線
武蔵小杉武蔵小杉東急目黒線、JR南武線・湘南新宿ライン・横須賀線東急東横線の武蔵小杉駅とJR東海道線・横須賀線の武蔵小杉駅は最短でも200m以上は離れている
日吉日吉東急目黒線、横浜市営地下鉄グリーンライン
菊名菊名JR横浜線
横浜横浜JR東海道線・横須賀線・京浜東北線、京浜急行、みなとみらい線、相模鉄道、横浜市営地下鉄ブルーライン東横線・みなとみらい線のホームは地下にあるため、地上にある他社線ホームまでは少し歩く
大岡山大岡山東急大井町線
目黒目黒JR山手線、東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線東急目黒線と南北線と都営三田線は共用ホーム

⇒東横線の他路線との接続数はかなりよい水準です。

東横線の距離は約25kmと長くないにもかかわらず、渋谷と武蔵小杉と菊名と横浜でJRと接続しています。

欲をいえば、乗り換えなしで新幹線と接続する駅が沿線に欲しかったところです。

菊名でJR横浜線に乗り換えれば一駅で新幹線の停車駅である新横浜に着くけどね。
今度、日吉から新横浜や相鉄線方面に向かう新線ができるから、いろいろ楽しみ。周辺の地価は上がるかな。

ラッシュ時の混雑率

東急東横線のラッシュ時の上り列車の混雑率は170%くらい。

しかし、このデータはピーク時の最混雑区間の平均値なので通勤特急・急行はそれよりも高く、各停はそれよりも低いと見るべきです。

もっとも混雑する区間は学芸大学~中目黒あたり。

東横線の通勤特急・急行は混みますが各駅停車はまだ楽です。

武蔵小杉付近を走るJR線の混雑率は190%くらいですから、東横線の混雑率はJR線よりも少しだけ低いといえます。

東急は地元密着という感じで停車駅数が多いですが、武蔵小杉駅を通るJRの横須賀線や湘南新宿ラインは停車駅数が少なく所要時間が短いため中距離通勤者に向いています。その差が混雑率に表れたといえます。

東横線は日吉駅を中心に新線開通や再開発が行われていますので、乗客のさらなる増加やダイヤの複雑化が予想されます。

かならず混雑率が上がるとは限りませんが、東横線沿線に住もうとする方は気にしておいた方がよいと思います。

競合路線と運賃・所要時間を比較

次に東横線と目黒線の競合区間について「平日朝7時30分前後発の上り列車」という条件で比較してみます。

横浜~渋谷と横浜~池袋の区間をJR線と比較

上り区間東横線JR線
横浜~渋谷280円(通勤特急で37分)400円(湘南新宿ライン快速で27分)
横浜~池袋480円(副都心線直通の通勤特急で51分)650円(湘南新宿ライン快速で39分)

※湘南新宿ラインの本数はラッシュ時でも少ないです。

※横浜~新宿も比較したいところですが、東横線経由の副都心線は新宿駅ではなく新宿三丁目駅に停車するので比較対象になりません。

※東急東横線で横浜から渋谷に行く場合、平日朝の通勤特急だと37分、昼の特急だと28分かかります。

ラッシュ時の東横線はそれだけ電車の本数が多く(=電車が渋滞する)、乗客の乗り降りにも時間がかかるということです。

武蔵小杉~大手町(東京駅)の区間をJR線と比較

上り区間東急目黒線と地下鉄JR線
武蔵小杉~大手町(東京駅)420円(東急目黒線急行と都営三田線直通で35分)310円(横須賀線で18分)

武蔵小杉~四ツ谷の区間をJR線と比較

上り区間東急目黒線と地下鉄JR線
武蔵小杉~四ツ谷400円(東急目黒線急行と南北線直通で34分)400円(横須賀線と中央線で36分)
以上の区間でJR線と東横線は並走していませんが、出発地と行き先は同じです。停車駅数は東急+地下鉄の方が明らかに多いです。

東横線の終電は標準レベルか

東急東横線渋谷駅の平日下り方面・終電付近の時刻表(太字が終電)

0時03(急行・横浜)07(各停・元町中華街)13(各停・武蔵小杉)19(各停・横浜)26(各停・武蔵小杉)31(各停・武蔵小杉)35(急行・武蔵小杉)37(各停・菊名)42(各停・武蔵小杉)47(各停・元住吉)

東横線の終電は首都圏の他の路線に比べると普通か少し遅いくらいのレベルです。

終電の早い遅いの基準は、終電が山手線との接続駅(この場合は渋谷駅)を出発するのが0時30分前であれば早い、0時30分であれば普通、1時に近ければ遅いと判断します。

ただし、一般に路線の距離が短いほど終電は遅い傾向があるので、東横線のやや短い距離を考えると普通レベルにあるといえます

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代官山~横浜の見どころ

東横線に限らず首都圏の鉄道路線は、朝のラッシュ時には通勤需要が集中するため上り列車がとても混雑します。

しかし、そのとき下り列車を観察するとガラガラの路線もあれば、混雑している路線もあります。

朝のラッシュ時に下り線もそれなりに混んでいる路線には、下り方面に魅力ある行き先があります。

東横線の場合、下りの終点が横浜駅、あるいはみなとみらい線直通の元町・中華街という横浜市の中核エリアに近い地域です。

そのため平日朝は下り列車もそれなりに混雑します。

鉄道会社としても下り方面の需要が大きいほど沿線の土休日を盛り立ててくれるため、沿線の下り方面の開発にも力を入れます。

鉄道会社、とくに大手私鉄の経営は沿線のバスと小売(百貨店やスーパー)と不動産なども兼ねている場合が多いよ。だから、沿線の下り需要はかなり重要なんだ。

東急東横線の場合、沿線に自然景勝地はほとんどありませんが、商業施設が全体的に充実しています。(カッコ内は最寄り駅)

  • 中目黒駅周辺のオシャレな商業施設
  • 目黒駅周辺に多いインテリア関連のお店
  • 碑文谷公園(学芸大学)
  • 駒沢オリンピック公園(都立大学)
  • 自由が丘駅周辺のオシャレ感
  • 等々力緑地(新丸子・武蔵小杉)
  • 東京工業大学(大岡山)と慶應義塾大学(日吉)
  • トレッサ横浜(綱島)
  • 横浜駅周辺の商業施設
  • 横浜港(横浜)
  • 横浜スタジアム(みなとみらい線直通の日本大通り)
  • 中華街(みなとみらい線直通の元町中華街)

このように東急東横線はオシャレな商業施設がとても充実しています。

箱根や高尾山のような自然景勝地はありませんが、公園という人工的な自然は意外と多いです。

ちなみに東横線沿線には渋谷駅と横浜駅以外、公営競技関連の施設や下品な夜型のお店が少ないです。

路線長を考えると商業施設の充実度はかなり高い水準だといえます。

地価

東急東横線の地価については以下のとおり。

※新築マンション価格と付近の賃料は、各社の「駅から徒歩5分圏の物件(70㎡)」を見比べて公示価格に合わせて多少補正した大まかな目安です。

※駅は山手線圏内から均等に数kmごとの住宅街系の駅を選んでいます。

駅名市町村新築マンション価格付近の賃料山手線からの直線距離(東横線は渋谷)
都立大学東京都目黒区7900万円27.5万円約5km
新丸子川崎市中原区6900万円24.5万円約9km
武蔵小杉川崎市中原区7000万円25万円約10km
綱島横浜市港北区5200万円17.5万円約15km
妙蓮寺横浜市港北区4900万円16.5万円約19km

自由が丘のような有名な駅のすぐ近くの物件はさすがに高いです。

というか山手線から直線距離で5km離れている都立大学駅でさえも、他路線に比べると高いといえます。

また山手線から下る(遠ざかる)ほど地価は下がるのが原則ですが、東横線の場合、下りには横浜駅というとても大きな駅があるため横浜駅が近づくと地価は上がります。

武蔵小山、元住吉、妙蓮寺にはちょっとした下町感がある。

まとめ

評価
ラッシュの混雑率最大で170%。各停の方が混雑は緩やか。
沿線下り方面の魅力度下り方面に自然景勝地はないが、中目黒、自由が丘、武蔵小杉、横浜、そしてみなとみらい線直通の中華街があるのは大きい。学校や大型商業施設も多い。
沿線の地価沿線の地価は高めだが、ブランド感がある路線ではあるし、下りも横浜駅という大きな駅につながっている。
他路線との接続接続路線の数はかなりよい。副都心線、南北線、都営三田線との直通列車があって、さらに日比谷線と対面接続しているなど利便性は高い。ただ、新幹線やリニアとの接続駅がないのが残念(東横線の菊名から新横浜まではJR横浜線で1駅)。
電車の速達性複々線になっている区間があるが、駅数も多いので速達感はちょっと弱い。
運賃の安さ首都圏の大手私鉄の中でもトップレベルの安さ。東急線は全般的に安いので東急系列ばかりを使えば安く移動できる。ただ、通勤客の定期券代は会社持ちなのでサラリーマンは恩恵を感じにくいか。

東急東横線・目黒線はこんな人におすすめ

  • 東横線の場合、渋谷をはじめとした東急各線、副都心線沿線(新宿三丁目、池袋など)、日比谷線(六本木、霞ヶ関、銀座など)に通勤・通学の行き先がある人
  • 目黒線の場合、目黒をはじめとした東急各線、南北線沿線(溜池山王、四ツ谷、後楽園)、都営三田線沿線(三田、大手町など)に通勤・通学の行き先がある人
  • 住んでいる土地にブランド感が欲しい人
  • ショッピング全般が好きな人
  • 東急各線のさまざまな土地をめぐり歩きたい人
  • 歓楽街や公営競技が好きではない人
  • 財産にゆとりのある人
  • 東横線と田園都市線で迷う場合、新興感をとるなら田園都市線、伝統をとるなら東横線