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常磐線は通勤しやすい?【基本情報】

北千住駅の常磐線 通勤路線

首都圏の放射状路線のうち、山手線から見て北東の松戸・取手・土浦・水戸・日立・いわき方面に向かうJR東日本の路線が常磐線です。

常磐線は沿線に新幹線はありませんが、特急の往来はそれなりに豊富です。

このページでは東京への通勤圏の北限圏であり、また直通の快速列車がある勝田(水戸の近く)までを対象とします。

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常磐線での通勤と混雑

会社の区分JR東日本
路線常磐線
他社線への直通運転常磐線各停⇒東京メトロ千代田線⇒小田急小田原線
運賃以外に料金が必要な列車特急、中距離快速に連結しているグリーン車
通勤型電車の車両数特別快速と快速は15両が基本(10両もあり)、各停は10両
ラッシュ時の女性専用車両各停にはあり:綾瀬方面寄り先頭車
栄えている駅(上野~勝田まで)上野、北千住、松戸、柏、水戸
上り快速の始発駅取手、土浦、勝田、我孫子、松戸、水戸、高萩、成田
上り各停の始発駅我孫子、取手、松戸、柏
朝の最混雑区間と平均混雑率松戸⇒北千住:160%
常磐線で座るには始発駅を並ぼう。それか北千住みたいな大きな乗換駅で降りる人を狙うべき。
常磐線各停は千代田線に直通する。北千住からは180%以上の混雑(東京メトロの線内)。
昔の常磐線は首都圏でワーストクラスの混雑率でした。しかし、つくばエクスプレスが開業してからはかなり下がりました。現在ではつくばエクスプレスの方が混雑率は高いです。

常磐線の路線図

常磐線の路線図

※上の路線図は2020年3月のダイヤ改正をもとにしたものです。

※常磐線で重要なのは大きく分けて3つのタイプがあること。

まず一つ目は、車体側面の帯が緑色の快速列車です。

緑の快速は15両編成か10編成のロングシート車両であり、品川~取手を行き来します。

ただし、こちらの車両は我孫子から下りは成田線にも使われます。

二つ目は車体側面の帯が青色の快速列車です。

青の快速は15両編成か10両編成か5両編成であり、常磐線のほぼ全線で運転されます。

青色の快速列車は中距離列車とも呼ばれ、走る距離が長めです。

そこで乗客がトイレのために途中下車しなくても済むように、車内にはトイレが設けられています。

特別快速の車両に使われるのもこの青の編成であり、クロスシートもあります。

三つ目は車体側面の帯が緑色の常磐緩行線(常磐線内と千代田線内はすべて各駅停車)です。こちらは10両編成しかありません。

この列車は上り方面においては上野や品川には行かず、東京メトロ千代田線と直通します。下り方面も我孫子どまりが基本です(朝晩は取手行もあり)。

常磐の各停といえば緑の帯が基本なのですが、小田急線からの乗り入れ列車は青の帯です。

行き先やホーム上の案内などでもわかると思いますが、中距離列車と間違えないようにお気を付けください。

※綾瀬~北千住の区間はかなり特殊で、JR常磐線の区間でもあり東京メトロ千代田線の区間でもあります。

普通に乗るだけだったらまず気にする必要はないのですが、興味のある人は外部サイトの「千代田線 綾瀬・北千住間の運賃」を読んでみてください。

※品川から日暮里の各駅に停車するのは山手線と京浜東北線各停です。

※途中の我孫子では快速列車の増結や切り離しが行われる場合もあるため、こちらも始発駅の一種といえます。

常磐線の乗り入れ運転

★東京メトロ千代田線を通じた相互乗り入れ運転の概略図

常磐線の乗り入れ路線図

★千代田線の路線図

千代田線の路線図

常磐線の各駅停車は、綾瀬から上りは東京メトロ千代田線に入ります。

その千代田線は小田急線と乗り入れ運転を行っています。これによって綾瀬から乗り換えなしで小田急線沿線に行くことができます。

千代田線の赤字の駅名は小田急線直通のロマンスカーが停車することを意味します。

常磐線は線は割と便利な路線

他路線との接続

常磐線の駅乗り換え路線の駅乗り換え路線備考
品川品川JR山手線・京浜東北線・横須賀線・東海道線、東海道新幹線、京急線(都営浅草線直通)
新橋新橋JR山手線・東海道線・横須賀線、東京メトロ銀座線、都営浅草線、ゆりかもめゆりかもめはホーム中ほどの階段から改札外に出て、東の汐留側にある
東京東京JR東海道新幹線・北海道東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線・京浜東北線・中央線・東海道線・宇都宮線・高崎線・常磐線快速・総武線快速横須賀線・京葉線、東京メトロ丸ノ内線東京駅から少し歩いた大手町駅に行けば、東京メトロ千代田線・東西線・半蔵門線、都営三田線と乗り換えられる
上野上野JR北海道東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線・山手線・宇都宮線・高崎線、東京メトロ銀座線・日比谷線地下鉄各線へは少し歩く。御徒町方面へは東京駅寄りの改札から、上野公園へは公園口改札から出よう。
日暮里日暮里JR山手線・京浜東北線、京成本線、日暮里舎人ライナー舎人ライナーへは北口・東口から出て少しの距離
南千住南千住東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレスつくばエクスプレスも日比谷線も近いからまず迷わないはず
北千住北千住東京メトロ日比谷線・千代田線、東武伊勢崎線、つくばエクスプレス北千住駅はかなり特殊で、JR常磐線、東京メトロ日比谷線・千代田線、東武伊勢崎線、以上の路線の間では改札外に出なくても改札内で乗り換えが可能。
綾瀬綾瀬東京メトロ千代田線支線千代田線の我孫子寄りに千代田線支線はあるが、現在では千代田線との直通10両編成の列車もある
金町京成金町京成金町線南口から少し歩いたところに京成金町はある
松戸松戸新京成線常磐線と新京成線はほぼ隣り合っている
馬橋馬橋流鉄流山線ホーム中ほどの階段から改札外に出て乗り換える
新松戸新松戸JR武蔵野線改札外に出て少し歩くと流鉄流山線の幸谷駅がある
東武野田線常磐線と東武野田線はほぼ隣り合っている
我孫子我孫子JR成田線すぐに乗り換えられるが、常磐線直通列車もある
取手取手関東鉄道常総線ホーム中ほどやや土浦寄りの西側から乗り換え。乗り換え専用改札もある。
佐貫佐貫関東鉄道竜ヶ崎線ホーム中ほどの改札から東側に出てちょっとの距離に竜ヶ崎線はある
友部友部JR水戸線
水戸水戸JR水郡線、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線どちらもわずかな時間で乗り換えられる距離だが、ラッシュ時は階段が混雑していてちょっと時間がかかる場合もあり
勝田勝田ひたちなか海浜鉄道ホーム中ほどややいわき寄りの西側から乗り換え。

※松戸、柏、我孫子、取手では常磐快速線と常磐緩行線との間で乗り換えができます。

⇒全体として常磐線の他路線との接続数の多さは全体としてまあまあの水準です。

新幹線との接続駅もありますので郊外に伸びる路線としては十分な水準です。

上野東京ラインが便利なのはもちろん、日暮里や北千住も便利です。

ラッシュ時の混雑率

常磐線のラッシュ時の上り列車の混雑率はもっとも混雑する区間の平均値で160%くらいです。

ただ、中距離快速(青の快速)と取手始発の快速(緑の快速)と緩行線とでは混雑率に多少の違いがあります。

どちらかというとが取手始発の快速の方が混雑率は低いので、お試しください。

もっとも混雑する区間は松戸⇒北千住あたり。
常磐線の最混雑区間である松戸⇒北千住よりも、北千住⇒大手町までの東京メトロ千代田線の方が混雑率は高いよ。混雑率は180%以上はある。
北千住でつくばエクスプレスや東武線からの通勤通学者が乗り込んでくるからね。
だから、慣れている常磐線沿線民は北千住よりも手前から常磐緩行線に乗って千代田線の混雑に対策するよ。

競合路線と運賃・所要時間を比較

常磐線、とくに快速のよいところは首都圏の路線の中では速度がトップクラスに高く、ラッシュ時でさえも昼間と所要時間がほとんど変わらないということです。

実際、時刻表を見ると取手から品川までの快速列車の所要時間は、朝も昼も夜も60分くらいです。

ただし、昼間しか運転しない特別快速の所要時間は約50分です。

中央線快速で八王子から新宿に行く場合、平日朝と昼では15分ほど所要時間が異なりますが、常磐線では平日朝も昼もほぼ同じなのです。

でも、上野東京ライン(上野~品川)は朝でも昼でも同じくらい遅いよ。あそこは高崎線と宇都宮線と東海道線が共通して走る区間だし、線形もよくないし、付近の騒音にも配慮しているみたい。
常磐線快速が平日朝でさえも早い理由は、中央線ほど本数が多くないこと、中央線ほど混雑率が高くないこと(乗り降りに時間がかからない)、距離あたりの停車駅数が少ないこと。
中央線の快速は立川~中野までは停車駅が多い。
常磐線と北側数kmを競合して走るつくばエクスプレスも速いから、両者は張り合っている。
つくばエクスプレスは新しくつくられた高速規格の路線だからね。でも、運賃も高い。

常磐線の終電は標準的

常磐線(快速)上野駅の平日下り方面・終電付近の時刻表(太字が終電)

0時00(快速・取手)12(快速・取手)23(快速・取手)34(快速・我孫子)51(快速・松戸)

東京メトロ千代田線北千住駅の平日下り方面・終電付近の時刻表(太字が終電)

0時06(普通・我孫子)14(普通・松戸)22(普通・我孫子)37(普通・我孫子)
1時04(普通・松戸)

常磐線の終電は首都圏の他の路線に比べると標準的です。

0時30分付近に我孫子まで行く列車があるからです。

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日暮里~勝田の見どころ

常磐線に限らず首都圏の鉄道は、朝のラッシュ時に通勤需要として上り列車が混雑するのは当たり前のことです。

しかし、そのとき下り列車を観察するとガラガラの路線もあれば、ある程度混んでいる路線もあります。

常磐線の場合、沿線に大学は少ないですが、ビジネス需要は土浦・水戸・日立を中心にそれなりにあります。

また観光地としても以下のようなものがあります。(カッコ内は最寄り駅)

  • 水元公園(金町)
  • 松戸競輪場(北松戸)
  • 本土寺(北小金)
  • セブンパークアリオ柏(柏)
  • あけぼの山農業公園(我孫子)
  • 手賀沼(我孫子)
  • 弥生軒という我孫子駅ホームのそば屋
  • 牛久大仏(牛久)
  • 霞ヶ浦(土浦)
  • 筑波山(土浦)
  • イオンモール水戸内原(内原)
  • 偕楽園(偕楽園最寄りの偕楽園駅は特定期間の土日しか営業しない臨時駅)
我孫子駅の弥生軒のから揚げそばは、から揚げが大きくて有名だよ。

地価

常磐線沿線の地価については以下のとおり。

※新築マンション価格と付近の賃料は、各社の「駅から徒歩5分圏の物件(70㎡)」を見比べて公示価格に合わせて多少補正した大まかな目安です。

※駅は山手線圏内から均等に数kmごとの住宅街系の駅を選んでいます。

駅名市町村新築マンション価格付近の賃料山手線からの直線距離(この場合は日暮里)
北千住東京都足立区5800万円19万円約4km
金町東京都葛飾区4300万円16万円約10km
新松戸千葉県松戸市3600万円12.5万円約17km
千葉県柏市3600万円12.5万円約23km
我孫子千葉県我孫子市3400万円12万円約27km
取手茨城県取手市3000万円10.5万円約32km
牛久茨城県牛久市2500万円8.5万円約43km
土浦茨城県土浦市2800万円9万円約55km
東京23区の西方や神奈川方面に比べると常磐線の地価は割安。

まとめ

評価
ラッシュの混雑率つくばエクスプレスが開業したためか、以前よりも混雑率は下がった。
沿線下り方面の魅力度中央線や小田急線などに比べると下り方面の魅力はちょっと乏しい。
沿線の地価千葉方面の地価は世田谷方面や神奈川県方面に比べると少し安い。
他路線との接続北千住と日暮里~品川は他路線との接続がとてもいい。
電車の速達性快速はラッシュ時でも安定して早い。
運賃の安さ上場している大手私鉄よりは高いが、つくばエクスプレスよりは安い

常磐線はこんな人におすすめ

  • 常磐線や千代田線の沿線に通勤通学の目的地がある人
  • 茨城県や千葉県北西部から都心に早く出たい人
  • ラッシュ時も昼間と同じ速度で通勤したい人
  • 世田谷方面や神奈川方面よりも割安価格で住みたい人
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