英語

五文型を超わかりやすく解説

2020年6月8日

5段階のステップアップ

このページでは英語の五文型(5文型)をわかりやすく解説します。

昔の私は五文型がよくわからなかったため、わからない人向けにわかりやすく説明できます。

結論から言うと、英語の五文型は英語の動詞は5タイプに分かれるというだけの話です(重複あり)。

言い換えると、英語の動詞は5パターンで覚えればいいということ。

英語の品詞の中で最も重要なのは動詞。
動詞は分詞や動名詞という使い方もあるからね。

英語の5文型には批判があり7文型と教えるべきと主張する人や、そもそも教える必要はないと主張する人もいます。

しかし、現状では試験に出ますし、日本人が英語を理解する土台としては悪くないと思います。

五文型をわかりやすく解説

まずは第1文型と行きたいところですが、第3文型から理解した方が手っ取り早いです。

そこで第3文型の例文からご覧いただきましょう。

He bought many books.(第3文型)

意味は「彼はたくさんの本を買った」となります。

この文はboughtがbuy(買う)の過去形だという点さえ知っていれば、かなり簡単でしょう。

主語はHe、述語(動詞)はbought、目的語はmany booksです。

目的語とは動詞の作用がおよぶ対象となる人・物・事。例文の場合、動詞はboughtで、boughtの対象はmany booksだということ。

目的語の意味は重要なのでぜひ覚えてください。

で、英語で主語はS、述語(動詞)はV、目的語はOと省略して表記されやすいです。

要するに「He bought many books.」は「S(主語)+V(動詞)+目的語(O)」という形をとっていますからSVOと呼ばれるわけです。

このようなSVOの形を第3文型といいます。

前置詞+名詞はおまけみたいなもの

次にまいりましょう。

He bought many books for me.(第3文型)

今度の例文はさきほどのSVOに「for me」がくっついただけ。

意味は「彼は私にたくさんの本を買ってくれた」となります。

「前置詞+名詞」は修飾語、略してMと呼ばれます。修飾語はおまけのパーツみたいなもの。

この文も難しくありませんよね。

例外として「主語+be動詞+in 状態」のような形における「前置詞+名詞」は補語Cの役割を果たします。

補語Cについてはあとで説明します。

第4文型は目的語を2つとる

次の文はちょっとだけ難しいです。

He bought me many books.(第4文型)

例文の意味をわざと間違えると「彼は私を買った、たくさんの本」となります。

まったくもって意味不明の訳ですね。

しかし、これはちょっとした知識があれば簡単に乗り越えられます。

というのも、実はこの例文とさきほどの例文は意味は同じだからです

さきほどの例文:

He bought many books for me.「彼は私にたくさんの本を買ってくれた」

boughtの目的語はmany books.

今回の例文:

He bought me many books.「彼は私にたくさんの本を買ってくれた」

boughtの目的語はmeとmany booksの2つ。

今回の例文でboughtはmeとmany booksの2つをとっています。

これは「主語+動詞+目的語+目的語」という構造であり、略すとSVOOとなります。

「目的語+目的語」の位置には「人+物」が来やすいです。

要するに、buyは直後に「目的語+目的語(人+物)」の形をとることができる珍しい動詞なんです。

そのため今回の例文は「彼は私にたくさんの本を買ってくれた」という意味になるのです。

このようなSVOOの形を第4文型といいます。第4文型の形をとることができる動詞は限られています。

第4文型をとることができる動詞の例

  • buy人に~を買ってやる
  • give人に〜を与える
  • show人に~を見せる
  • teach人に~を教える

ほかにもいくつかありますが、それは少しずつ覚えていきましょう。

第4文型をとることができる動詞は数が限られているため覚えるに値しますが、第3文型をとる動詞は大量にあるため、わざわざ覚えません。

第4文型の文は第3文型へと書き換えることができるよ。

これで5文型のうち第3文型と第4文型は理解できたでしょう。

第1文型は自動詞とともに覚えよう

次に第1文型について。これは簡単なようで奥が深いところ

1.The horse ran.(第1文型)

意味は「その馬は走った」となります。

構造としてはSVであり、これが第1文型の基本形です。

ranはrunの過去形。
2.I ran my horse.(第3文型)

次に2の文の意味は「私は自分の馬を走らせた」となります。

1と2の決定的な違いは目的語の有無です。

1のように日本語でいう「走った」みたいな意味でranを使いたいときはranのあとに目的語を置きません。このような動詞を自動詞といいます。

一方、2のように日本語でいう「走らせた」という意味でranを使いたいときはranの後に目的語を置きます。このような動詞を他動詞といいます。

3.The horse ran wildly.(その馬は荒々しく走った「第1文型」)
4.The horse ran in the city.(その馬は市街地で走った「第1文型」)

3のwildly(副詞)や4のin the cityはrunの目的語ではなく、修飾語にすぎません。

それゆえ3と4も第1文型です。

英語は機能的

英語のrunを辞書で引くとわかるように、runは自動詞(例:走る)でも他動詞(例:走らせる)でも使える言葉です。

もし自動詞「走る」の意味でrunを使いたいのならrunのあとに目的語を置かなければいいのです。

一方、他動詞「走らせる」の意味でrunを使いたいのならrunのあとに目的語を置く必要があります。

日本語で「走る」を他動詞として使いたい場合「走らせる」に変換させますが、英語は機能的な言葉なので目的語の有無で自動詞か他動詞かがわかるのです。

英語の中には他動詞でしか使わない動詞、自動詞でしか使わない動詞があるよ。

第2文型はS=Cがポイント

次に第2文型であるSVCについて。

1.she is a happy student .(第2文型)
2.she looks happy.(第2文型)

1の意味は「彼女は幸せな学生だ」、2の意味は「彼女は幸せに見える」あるいは「彼女は幸せそうだ」となります。

第2文型のSVCのCとは補語のこと。補語とは、主語の状態を説明するとともに、S=C(主語=補語)になる言葉。補語になるのは名詞や形容詞などです。

たとえば1の場合は「she=a happy student」、2の場合は「she=happy」といっているのです。

一方、さきほどのSVOにおいては「He bought many books.」のようにmany booksはboughtの対象であって「He=many books」のわけがありません。

この点、SVCにおいては「主語=補語」の関係が成立します。

SVCの形をとる動詞はbe動詞全般、あとは状態系や感覚系の動詞であるlook, seem, become, fall, get, go, smellなど。

第2文型をとることができる動詞はかなり限られています。そのため、第2文型をとることができる動詞は覚えるべきです。

第5文型はO=Cがポイント

最後は第5文型です。第5文型はSVOCの形をとります。

これはちょっと難しいですが、これまでの第1文型から第4文型を理解できていれば余裕です。

1.I found the book easy.(第5文型)

例文1の意味は「私はその本は簡単だとわかった」です。

第5文型の最大のポイントはO=Cの関係になること。この場合のO=Cは「その本=簡単」です。

この点、第4文型である「He bought me many books.」では「me=many books」なわけがありません。

2.I found the book easily.(第3文型)
3.I found the easy book.(第3文型)

以上を踏まえて上の文の意味を考えてみましょう。

2の文のeasilyは形容詞ではなく副詞なのでSVOCではなくSVO。

つまり、「私はその本を簡単に見つけた」という意味。

3もSVOであり「私は簡単な本を見つけた」となります。

まとめ

  • 第1文型「SV」
  • 第2文型「SVC」
  • 第3文型「SVO」
  • 第4文型「SVOO」
  • 第5文型「SVOC」

5文型のポイント

  • 英語の五文型は英語の動詞は5タイプに分かれる(重複あり)
  • 第4文型は第3文型に書き換えられる
  • 前置詞+名詞や副詞は修飾語であって目的語ではない
  • 第2文型はS=C
  • 第5文型はO=C
  • 第1文型と第3文型をとる動詞は数が多すぎるため、意味は覚えるべきとしても文型との対応は覚えるに値しない
  • 第2文型と第4文型と第5文型をとる動詞は数が少ないため覚えるべき

今回、紹介した5文型は基本であって、5文型には例外や細かいパターンもあります。

まずはそういう例外や細かいパターンよりも基本をおさえるべきです。

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