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社会・教育

SNSで見栄を張ると逆効果【本当の自慢ならスゴイよ】

2020年10月29日

SNSを通じて見栄を張ったり自慢をするのはインターネットおよびスマホが普及している国ならどこでも共通して起きている現象です。

見栄とは自分を実態以上によく見せかけることをいいますが、中途半端な見栄を張るとむしろ自分を小さく見せてしまいます。

人々はSNSを通じて自分をよく見せようとしたがっているのに自分を小さく見せてしまうのでは逆効果です。

どういうことかあなたの今後に役立つように述べていきます。

共学の中高では男子から見ると女子はそれぞれの仲良しグループに分かれ、女子はそのグループ内では仲がいいように見えます。

女性は中高でも成人社会でも男性に対しては女性同士の醜い部分(仕草、嫉妬、いじめなど)を見せたがらない傾向があります。女性は男子からはおしとやかに見えるのです。

しかし、女子校や女性だらけの会合やSNSだと、そういう醜い部分が明らかになったりします…(裏表が怖い?)。

もちろん男性にも醜い部分はありますが、醜い部分の見せ方が違う感じです。

SNSでの見栄の多くは自慢になっていない

以下はインスタやFacebookでよく見られるお手軽な見栄の張り合い(自慢?)です。

  • スタバに並んで新作のコーヒーゲット
  • 高級ブランドの期間限定カフェに並んでティラミスを食べたよ
  • ジムやエステに行ってキレイになった(アヒル口のアップでポーズ)
  • 会社の同僚とバーベキューをした
  • 派手な水着でナイトプールに入った
  • 美容室に通っており自分の担当はイケメン
  • ブランド物の箱を見せつける(実はメルカリで買った空箱も入っている)
  • 話題の化粧品でメイクしたらキレイになった(実際にはプチ整形)
  • おしゃれな料理をつくってみた(実は他人がつくったもの)
  • 旦那とアフターファイブに観劇に行った(普段は忙しくて行けないことを強調)
  • 彼氏や旦那から高価なプレゼントをもらった
  • お金持ちの友人に招待されてパーティーに行ったよ
  • 高級レストランでフルコースを頼んだ(1人で行っても料理は2人分とったりする)
  • ディズニーランドに泊りがけで行ってきた
  • ブランド品を買ったよ(さりげなく日常写真の構図に入れるのがポイント)
  • 海外旅行に行った

冷静になってよく考えてください。上記の行動は500円~20万円くらいのお金を出せばどれも確実に実現できます。

昔、流行ったアニメである『おぼっちゃまくん』っぽくいうと「金で解決」できるんです。

今の時代はイケてる彼氏や彼女なんかも有料レンタルできますし、デートで撮った画像も簡単に加工できます。

海外旅行や地方民によるディズニー遠征はお金以外にも休暇が必要ですが、そのくらいのお金を出せば実現できることって本当に自慢といえるのでしょうか。

個人的にはそのくらいでは自慢とはいえないと思います。

自慢とは自分に関して誇ることをいいますが、500円~20万円のレベルの買い物やお出かけは現代の日本社会ではとくに自慢にならないと考えるからです。

昔は海外旅行が高嶺の花でしたが、今はグアムへの格安ツアーが9万円~という感じですから、ずいぶん身近になりました。

自慢に必要なお金が不足しているのであれば、主婦や学生であっても消費者金融で借金はできます(高金利なのでおすすめしませんが)。

アクセサリーを買ったくらいでは自慢にならない

500円~20万円のレベルの買い物やお出かけは普段の生活に毛が生えたくらいのもので、それに関する公開記録(SNS)は日記みたいなもの。

予約をとったり行列に並んだりする手間も誰にでもできるため、とくに称賛されるものではありあません。

RPG(ロールプレイングゲーム)に例えると、さきほどの箇条書きの見栄は高級なアクセサリー屋や宿屋を利用したというくらいのもの。

それらは何かを成し遂げたために王様から褒められたり、ライバルとの競争に勝ったり、本人の能力値がレベルアップしたわけではないでしょう。いわば自己満足の世界です。

以上のレベルの見栄について悩んでいる方は「そんな見栄をひけらかすのは逆に恥ずかしい。後述の☆レベルの達成こそ自慢に値する」と冷静に考えることをおすすめします。

自慢は相手が羨ましがらないと気持ちよくない

たとえばテレビのバラエティ番組を見ていると「こんなのテレビ流の演出だろw」と思うことがあるでしょう。

インスタはその画像版みたいなもので「所詮は加工された演出」と見ましょう。虚飾と真剣に張り合ってもいいことありません。

加工した露出はもともと芸能人が担う領域だったのですが、インターネットの発達によって一般人もやり始めたのが「見栄」につながっています。
ドラえもんに出てくるスネ夫みたいな自慢家にとって快感なのは羨ましがられること。
羨ましがられなければテンションは下がるだろうね。
スネ夫はまだ小学生でフィクションのキャラだから可愛げがあるけど、リアル世界の大人がやるのはね…。
スネ夫は絵の才能があるのに買い物や人脈ばかり自慢するのはもったいないな。
のび太は絵の才能については妬まないからね。のび太が妬む分野でないとスネ夫は自慢したがらない。
「羨ましがったら負け」かな。

20万円くらいの出費ではできない見栄(自慢?)

さて、話を元に戻しましょう。

お次は20万円くらいの出費ではできないけれども、どこか平凡な感じがする見栄や自慢。人によっては0円でできるものもあります。

  • タワマンで高い階に住んでいる
  • すごい人と知り合いだと人脈アピール(すごいのはその知り合いじゃ)
  • 高級外車を買った(左ハンドルは運転しにくいとアピール)
  • 納車式を行う
  • 彼氏や旦那とラブラブ
  • 体重や身長の測定(学生時代と変わってないとアピール)
  • 妊娠した
  • 子どもが美形

こちらはさきほどより少しグレードアップしている感じがしますが、それでも平凡の粋を出ないでしょう。

それもそのはず、これらは公僕から認められたり、他人との競争に勝ったり、本人の能力値がレベルアップしたわけではないからです。

要するに身内や友人以外の人からも認められないと真の自慢とはいいにくいと思うのです。

子どもの顔写真を加工してアップする人もいるけど、加工が見抜かれたら嘲笑されるだけなんだよな。

※現代では盛大な納車式をやる人は減少傾向にあります。おもな理由は「恥ずかしいから」だそう。

高級車はともかく、大衆車は納車式をやるほどではないのでしょう。SNSで自慢したがらない層とも重複するのでは?

※地位とお金に大きく恵まれたある日本の有名人(女性)は、自分には子どもがいないことが大きなコンプレックスだと語っていました。

その逆の人もいるように人間の幸福感はとても難しいものです。

☆真の自慢をするために頑張ろう

そこでおすすめなのが真の自慢をするために高い目標に向かって頑張るということ。

具体的には以下のとおり。それは500円~20万円でできる見栄とは明らかに傾向が違います。

もし成し遂げられなかったとしても、それに向かって本気で頑張ったらあなたの能力値は確実にレベルアップしていると思いますよ。

  • 看護師、介護士、小売業の仕事を頑張っていたら管理職を任されるようになった
  • 会社で抜群の営業成績をとって社長から表彰された
  • 地域の文化功労に関わって自治体から表彰された
  • 権威ある展覧会に作品を応募したら入選した
  • 司法試験や公認会計士試験に受かった
  • TOEICで900点台をとった
  • 運営する個人ブログのPVが1ヶ月につき20万を超えた
  • ゴルフやボウリングのプロテストに合格した
  • 起業して出資を募ったら第三者から投資してもらった
  • 料理教室を開いたら話題になって地元紙に取り上げられた
  • 筋トレを続けていたら身体が美しくなり、容姿の美しさを競うコンテストで上位入賞した
  • テニスや社交ダンスの大会で地域予選を勝ち抜いて全国大会出場を決めた
  • YouTubeをやっていたらチャンネル登録者数が1万人を超えた
  • アメリカに留学してMBAをとった
基本的にはお金で買えないモノが多いな。
化粧、美容整形、写真加工は外面的でありお金で解決できる分野。でも自己研鑽の類は内面的だし、お金では買いにくい。
高い服やエステはお金で買えるけど、それで水着になったときに身体がぶよぶよだったらカッコ悪いよな…。

他人から評価される実績こそ自慢になる

真の自慢においては第三者から認められたりライバルとの競争に勝つことがカギとなります。

これらは単なる自己満足ではなく他人との関係で具体的な実績が伴っているため真の自慢といえるのです。

でも、こういうレベルのことを大人になってから達成するタイプの人間はSNSでの自慢にそんなに積極的ではなかったりします。

そういうSNSでの自慢に積極的ではない姿こそ真に見習うべきなのかもしれません。

真に重要なのは健康?

30~40代のころの同窓会で誇る要素といえば、仕事、お金、住まい、配偶者・子どもでしょう。

しかし、60代あたりからの同窓会で誇る要素は「自分自身の健康」になりやすいといわれています。

健康は、高価な薬はお金で買えますが、それでも若いころから食事や運動に気づかってきた人とそうではない人とでは大きな差がつきます。

というか健康に問題がある人は、同窓会に参加するのが難しくなります。

そのため、SNSで自慢はしないとしても、とりあえず健康増進系の取り組みは行い続けたほうがいいのかもしれません。

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