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頭端駅という誇り高い形と中間駅という効率的な形

上野駅のE231系 社会・政治・法
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頭端という駅のホーム形式

頭端式ホームとは、小田急新宿駅や阪急梅田駅のように列車はそこで行き止まりとなり、その片端が一つにつながっている構造をいいます。

当然、全国各方面へと線路がつながっているJRグループよりも、いくつかのターミナル駅(末端駅)を起点とする私鉄の方が「頭端式ホーム」を採用する率が高いです。

JRにとっては、東日本は新宿駅、東海は名古屋駅、西日本は大阪駅というようにグループ各社ごとに中心駅はあってもグループ全体としての終着駅はないようなものといえます。

ちなみに冒頭の画像は上野駅の頭端ホームの様子です。

頭端駅は時代遅れか

他方、欧州の古くて大きな駅は「頭端式ホーム」を採用する率が高いです。

欧州諸国は都市の結合から形成されたため、それぞれの伝統ある都市は、駅建設に際して自らは単なる途中駅(中間都市)ではないと誇示しているのかもしれません。

実際、プロサッカーの対戦は都市VS都市の様相が感じられます。

しかし、欧州の高速鉄道の中間駅では頭端式から通常の通過型に切り替える動きもあります。この方がスピード重視の高速鉄道にとっては効率的だからでしょう。

日本でもかつて東北・上越新幹線は上野駅が起点でしたが、90年代には東京駅が起点となりました。

東北線や常磐線の頭端駅となってきた上野駅の一部も東北縦貫線として東京駅方面と結合されました。

こちらは山手線・京浜東北線の上野~東京間の混雑緩和と東北線・常磐線の利便性向上が目論んだものでしょう。

旅行や出張に出かけた際は、その土地の駅舎やホームを眺めると何か得られるものがあるはずです。

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