転職に迷う20代から30代は幸せの要素を分解して検討しよう

販促用のティッシュや折込チラシは効果があるが衰退は避けられない

販促 社会
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短期アルバイトでのティッシュ配りの経験

昔、私は短期アルバイトとして都心でティッシュを配った経験があります。

ティッシュ配りが多い業種は、パチンコ、その他の水商売、美容院、メガネ・コンタクト、スポーツクラブ、英会話、ネットカフェ、ケーブルテレビ、資格学校など。夏のうちわ配りも似たようなもの。
そういえばガソリンスタンドやカーディーラーの新規オープンではボックスティッシュがもらえたりするね。

ポケットティッシュ用のティッシュは、安い紙質とパッケージを選び大量発注すれば1個あたり3円から6円くらいで手に入ります。

ですから、時給1000円の人が1時間で150個配ったとすると費用は1500円~1900円くらいということになります。

で、この手のティッシュ配りは、配る相手を限定されるパターンと、配る相手をとくに限定されないパターンとがあります。

ティッシュはすぐに役立つ消耗品であるため、単なるビラ配りよりは受け取ってもらえる率が高い。

なかでもポケットティッシュを積極的に受け取ってくれるのはおもに中高年の女性。一人で何個ももらっていく人もいるくらいです。

こういうシチュエーションでいっぱいもらっていってくれる人って、配っている人から見ると本当にありがたいんですよ。

逆に言えば、中高年の女性が少ない地域や、中高年の女性に配ってはいけないパターンだとティッシュ配りを消化するのに結構な労力を要します。

ティッシュ配りの類は事前に警察に許可をとって所定の場所でやらないといけない。

費用対効果はケースバイケースだが…

ここでだれもが思うのが「ティッシュ配りって費用対効果はいいのかな?」ということでしょう。

結論から言うと、顧客に高齢者が多い業種・地域や、新規オープンの店についてはそれなりの効果があると思います。

高齢者はティッシュを受け取ってくれる率が高い。

でも、そうではない業種・地域やタイミングでは低いはずです。

たとえば、一昔前は消費者金融が積極的にティッシュを配っていましたが、今はほとんどやっていません。

今の時代はネットがありますし、実店舗も無人化が進んでいます。

つまり、消費者金融は諸費用をかけてティッシュを配って売上を増やすよりも、店舗を無人化して費用を節約する方が利益効率が高いと考えているのでしょう。

今はティッシュを配っている業種としても、こういう風に変化する業種は多いはずです。

新聞の折込チラシと共通した実業と地元を重視する思想

さて、日本にはティッシュ配りと発想が似ている販促方法が他にもあります。その筆頭は新聞の折込チラシでしょう。

両方とも紙媒体で中高年が多い業種(とくに小売業)に適しているうえに、一枚ずつ配るものだからです。

それに紙面を通じて顧客に熱心に売り込むという姿勢は、江戸時代からの瓦版の伝統のためか、日本人の精神に合っている気がします。

折込チラシは非効率な気がするのですが、一部の業種では未だに効果があるため、広告主としてもそう簡単に折込チラシからの完全撤退を決断できないのでしょう。

新聞の折込チラシが多い業界といえば、パチンコ、スーパーマーケット、ドラッグストア、家電、アパレル、スポーツクラブ、不動産関連。
新聞の折込チラシやティッシュ配りが多い会社ってKKDのイメージが強い。

新聞がなくなると困る業種は小売業ではない

しかし、世界でも稀に見るほど新聞を月極・世帯で購読している日本人は、とくに紙版としての新聞を読まなくなっています。

そうなると、折込チラシも縮小すると考えるのが普通です。

ただ、パチンコは明らかな衰退産業ですし、小売業の広告はShufoo!を使えばよいだけです。

スポーツクラブや不動産関連の広告もネットで十分なほどに代替できます。

つまり、折込チラシの広告主は新聞がなくなってもそんなに困らないはずなのです。

おそらく、新聞が衰退してもっとも困る業界は将棋と囲碁でしょう。

将棋と囲碁のタイトル戦のメインスポンサーは大手の新聞社だからです。

この他にもスポンサー候補はありますが、今までほどの羽振りを期待するのは無理があるでしょう。

しかしながら、新聞が衰退としても他に大きく困る業種はほとんど見当たりません。

また、ジャーナリズムは他のメディアが担えばよいだけなので新聞衰退の影響は小さいといえます。

ある業種が衰退する際には他の業種への巻き込み方を探ると面白いはずです。

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