転職に迷う20代から30代は幸せの要素を分解して検討しよう

情報商材とは何か、実際に買ってみた【詐欺が多いので要注意】

詐欺に注意 社会
スポンサーリンク

情報商材とは何か

情報商材とは、ネットで売られている情報を意味します。

この定義だとYahoo!Japanで売られている有料記事や電子書籍全般も情報商材になってしまいますが、普通、Yahooの有料記事は情報商材とは呼ばないでしょう。

なぜなら情報商材の多くは「これを読めばだれでも簡単に儲かる」というようにかなり営利的なことが書いてありますが、Yahooの有料記事はスポーツや国際情勢の解説など非営利的な内容が多いからです。

また、Yahooの有料記事は有料紙の一部を切り取った100円から200円くらいの記事がほとんどですが、情報商材の価格は1万円を超えるものも珍しくありません。

そうなると「1万円以上の情報ってどんな価値があるの?情報って無形なのに怪しくない?」と考えるのが普通です。

つまり、さきほどの情報商材の定義には、

  • 高額(売る側にとってはかなり利益率が高い)
  • 怪しい(高額に見合う価値がなさそう)

という特徴も加えるべきなのです。

フリーメールのメールアドレスを取得して一定期間が経つと迷惑メールフォルダに溜まっている大量のメールは、情報商材に関係したものも少なくない。

情報商材を試しに買ってみた

ここで考えたいのが次のような経済学の原則。すなわち「たとえ商品価格は高くてもそれに見合った価値があるのなら問題ない」という考え方です。

これに関して、筆者は以前、noteというサイトで情報商材らしきもの(記事?)を買ってみた経験があります。

noteとはクリエイター向けの作品配信向けサイトです。無料で読める部分もかなりあり、また健全な作品が大半なのですが、一部には数万円で売られている記事もあります。

noteで買った記事

ここには投資のコツが書かれており、価格は7000字で1000円くらいでした。

一般的なビジネス書は10万字くらいで1500円くらいの値段ですから、noteのその記事の価格は本に比べると明らかに割高です。

しかし、情報商材という呼ぶべきほど価格が高いかは微妙かもしれません。

この情報商材は最初から怪しいと踏んでいましたが、私自身が情報商材を買ってみないことには説得力のある記事が書けないと思ったため、試しに安めの情報商材を買ったのです。

情報商材の感想

結論からいうと、その情報は少し役に立ちましたが1000円もの価値はまずないと思います。

というのも投資のコツは、googleやYouTubeで検索すれば無料でそれなりの情報が数多く見つかります。このブログだって無料で見れます。

もしネット記事やYouTube動画が怪しいと思うのであれば、1冊1000円くらいの本を買えばよいでしょう。

noteの内容はそういった情報を整理した内容だったので1000円の価値はないと考えたのです。

この情報商材は少し役立った部分があるだけマシなのでしょうが、大半の情報商材はもっと暴利で役に立たないものです。

情報商材はしょうもない情報を役立つと見せかけて暴利で売りつけ、情報商材のつくり手・売り手だけが儲けているにすぎません。

そこでは「楽して儲ける方法を30万円で教えてやる」と教わった人が「楽して儲ける方法を30万円で教えてやる」と別の人に売りつけているのです。情報商材はキングオブ虚業だといえます。

noteは有料記事だとしても最初の方は無料で読めます。この無料部分での売り込みがうまかったため、私は購入したのでした。
ネットで検索するとあらゆるジャンルについて大量のコンテンツ(記事や動画)がヒットする。そこまで多いと、どれを信じればよいのかわからなくもなる。
だから、教祖になる人と信者になる人が出てくる。信者は高価な情報商材でも買うから、情報商材を売る人は情強(大量の情報を整理した人)を気取って教祖になりたがるのだ。
最近の若者は自分に自信がないタイプが多い。だから、自己啓発や起業のセミナーに参加して自信をつけたがる。ここでは、とくに成果を出していない段階なのに自分が有能に見えてきたりする。こういう気持ちがいいだけのセミナーにも注意!
上場企業が主催する就活セミナーとかなら信頼できるけど、怪しい会社の怪しいセミナーには注意が必要だね。

現代社会の事情

ネットが未発達だった時代ではちょっとした情報でも大きな価値がありました。

しかし最近では、たとえば投資情報はちょっと検索すれば個人でもそれなりの情報を探し出すことができます。

これは投資情報を新聞や経済誌に頼っていた時代からすると、すごい進化だといえます。

ネットがない時代において新聞情報が手元に届くのは朝か夕方なので、日中、発表された投資情報を知るまでにはタイムラグがありました。

ネットがない時代では機関投資家(法人として活動するプロの投資家)は投資情報を個人に先駆けて入手できていたのですが、最近ではネットの発達によってそこまでの情報格差はなくなったのです。

最近では家庭で映画やドラマを見るにしても価格は大きく下がったよね。今は1か月に1000円ちょっとを支払えば動画が見放題。

確かに昔(1990年代)は映画1本分のビデオを見るのに1週間あたり400円くらいのレンタル料金を支払っていたね。コンテンツ産業はインターネットによって低価格化がすすんだといえる。
だから本も売れなくなったわけね…

経済的な常識感覚を身につけよう

ここで考えたいのが、どうやったら情報商材に騙されないようにならなくなるかです。

これは冷静さと知識をつけるということに尽きます。

たとえば、ここ数年の有名な情報商材として「スマホをタップするだけでお金が稼げる」があります。

しかし、もし、それが本当だったらみんな働かずスマホをタップしているだけの生活になるはず。それに経済学的にいうと誰でもできる仕事ほど報酬は安いのが普通です。

「ごく一部の人にしか教えない特別な情報だから稼げる」というセールスポイントだったとしても、そんな美味しい情報は一般人にはまずまわってきません。

情報商材の類は業者が同じ内容のメールを大量に配信してほとんど無視されるなかで、一部が専用サイトに誘導され、その中のさらに一部が買うというのが普通です。つまり、情報商材を受け取ったというだけではとくに特別ではありません。

これに関して悪徳業者は、見た目が普通っぽい人を臨時で雇って「普通の私でもこの情報商材を使ったら簡単に稼げた」とウソの体験を宣伝させて信じ込ませようと働きかけます。

さらに悪徳業者はSNSや動画を使って豪遊している様子を見せて煽ってきます。これは一昔では札束風呂として煽っていたような内容です。

人間は、苦境に立たされているときの方が騙されやすい傾向があるよ。弱みに付け込まれないように注意しよう。
そういえば、お金にものすごく困っていたときに騙されそうになった経験がある。
怪しい人を見分ける際のポイントの一つは自己紹介文。自分で自分のことを「天才」とか「神」とかいっていたら怪しい。「天才」というのは他者に対して使う言葉であって、自分には使わないのが普通。

ポンジスキームにも要注意

また詐欺や情報商材の常套手段としてポンジスキームというのもあります。

たとえば、詐欺師に「我が社にお金を出すと儲かる」といわれ、あなたは半信半疑で50万円を出したとします。

詐欺師はこのまま逃げても儲かりますが、より多くの利益を得るために配当としてあなたに5万円を入金します。

この時点ではあなたの収支はまだマイナスですが、5万円の配当が本当に振り込まれたことにより、あなたは詐欺師を信用してしまいます。

たまにとんでもない高配当をうたった詐欺師がパーティーを開催して信者は熱狂している様子が報道されています。いい年した信者が熱狂するのは、現実にはありえない高配当がずっと続くと洗脳されているからです。

そのため、あなたはそこからさらに多くのお金を詐欺師にわたしたり、知人にもお金を出すように誘います。

詐欺師はこうやってお金を連鎖的に集め、ある程度のお金が集まったら海外にでも逃げます。もちろん、これまでの出資者はみんなマイナス収支状態のままです。

このように途中でお金を差し出して信用させて、そこからさらに大きなお金をせしめる手口をポンジスキームといいます。

被害者は自分の大金を失っただけでなく、知人も巻き込んでしまった罪悪感にもさいなまれてしまうのです。

上場企業の株式配当で高い利回りは年利で5%くらいで、株式には下落リスクがある。でも、詐欺師は月利で10%の配当を出すとかいっていたりする。後者が怪しいのは上場企業の株知識を知っている人であれば一目瞭然。

だれかに相談しょう

最後に、それでも情報商材について悩むようだったら早い段階で全国各地にある消費生活センターに電話で相談すべきです。

消費生活センターは政府系の機関ですから信頼できますし、かかるのは通常の電話代くらいです。

もし、あなたの身のまわりで情報商材や詐欺に引っかかりそうな人がいたら、この記事で書いていることくらいは話していただけたらと思います。

詐欺に引っかかった場合、日本人はそれを恥と見なして周りの人に相談しない傾向があるよね。
それは大きいね。あと中高の社会科が学術的すぎて、そういう生活系の知識が欠けているのも問題。
タイトルとURLをコピーしました