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社会の問題か個人の問題か

地下鉄駅から出てきた労働者 社会・政治・法
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問題の根源はどちらにあるのか

社会でたびたび起きる事件の動向を科学的な観点から分析するときに必要なのは、根本的には社会(環境や組織など)に問題があるのか、それとも個人(資質や能力)に問題があるのかを見極めることです。

結論から言うと、殆どの事件はどちらからも解釈できるでしょう。近年で起きた事件についても、個人の問題と解釈できる部分もあれば、社会の方に問題があった事例もあります。

筆者としては、たとえば飲酒が絡んだ事件は個人の問題が大きいと思います。TOKIOの元メンバー、モー娘元メンバーのひき逃げなどは本人のミスでしょう。

ただし、日本社会の風紀や法律がもっと飲酒に厳しければ抑止力になったのかもしれません。

一方、スポーツ選手のコーチ・監督によるパワハラはコーチ・監督個人の問題もありますが、彼らを包んでいる組織全体の体質におかしなところがあるように思います。

問題を社会的に捉えるということ

ただ、それらの事件を全て本人の問題と決めつけてしまうと、社会問題の全てが心理学や倫理学に帰してしまうので、問題を社会的に捉えるという姿勢も必要でしょう。

社会問題は少数の個々人による問題ではなく、ある程度広まっていることから「社会問題」と呼ばれるのです。そこには当人の問題だけに留まらない病理があるはずです。

いずれにしても人間は不完全であり、ときに過ちを犯すという前提に立った方策が必要ではないでしょうか。

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