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青春18きっぷのおすすめプラン【東京駅からの日帰り旅行編】

青春18きっぷ 旅行・地理

飛ばしたり逆回りもあり

青春18きっぷの首都圏日帰りのおすすめプランをいくつか示してみます。すべて東京駅を起点としています。

もちろん逆回りで行ったり、一部区間を省略するのもよいと思います。

その際は基本的に、風景のよい場所は昼間にくるように、そしてご利用の施設が営業時間に合うように計画を立てるべきです。

※青春18きっぷのご利用時は特急料金の類をプラスしても新幹線や特急を利用できません(北海道で特急しか走っていない区間では運賃だけで特急に乗れる例外があります)。

特急や新幹線に乗る場合、青春18きっぷで払った分はまったく関係なく、運賃+特急料金・新幹線料金を支払う必要があります。

※青春18きっぷでは都心の短時間乗車とは異なって長時間にわたって同じ列車に乗る場合が多いです。田舎の列車は乗車率が低い場合が多く、またドアの数もドアが開く頻度も少ないです。

そのため時期や座席によっては空調が自分に合わないことが多くあります。とくに車内空調が強い暑い日は体感温度を調節できる服装で行くことをおすすめします。

暑い日こそ厚着という逆説が成立するのです。筆者は暑がりな方ですが、青春18きっぷで遠出をする際には空調に気をつけています。

※青春18きっぷの値段は5回分で11,850円(大人・子ども同額)。1回あたり2370円なり。

1.3月限定まったり偕楽園めぐり

東京(常磐線)⇒偕楽園⇒水戸⇒東京

偕楽園

東京駅から偕楽園駅までの片道普通運賃は2268円かかります。

つまり、青春18きっぷなら東京から偕楽園を往復するだけでもお得です。

この行程は時間に余裕があります。ですので、帰りは我孫子で成田線に乗り換えて成田付近をめぐってから帰るという手もあります。

偕楽園駅は毎年2月中旬から~3月末の土休日だけ開設される臨時駅です。しかも下りホーム限定ですので、帰り(上り)はバスなどで水戸駅まで出向く必要があります。
ちなみにワシは、日暮里⇒水戸⇒いわき⇒富岡という形で常磐線を往復したことがある。富岡駅は震災で分断された常磐線の南側の北限だから興味があったのだ。また、いわき以北の一部は651系という特急車両が普通列車として使われることも魅力的。

2.秩父鉄道のSLと長瀞観光を楽しむ旅

東京(高崎線)⇒熊谷(別料金・秩父鉄道)→長瀞(別料金・秩父鉄道)→寄居(八高線)⇒高麗川(八高線)⇒高崎(高崎線)⇒東京

秩父鉄道のSLに乗って秩父・長瀞をめぐってから高崎に行く旅です。

秩父鉄道は私鉄ですから別料金です。またSLの乗車には指定席券も必要です。

秩父鉄道と八高線は本数が少ないですので計画的な乗車をおすすめします。

なお寄居から高崎に寄らずにそのまま東京方面に帰ると、青春18きっぷを使うよりも通常の運賃で行った方が安いです。

3.犬吠埼と房総半島をめぐる旅

東京(総武快速線)⇒千葉(総武本線)⇒銚子⇔銚子電鉄で犬吠埼付近を周遊
銚子(総武本線)⇒成東(東金線)⇒大網(外房線)⇒安房鴨川(内房線)⇒館山(内房線)⇒千葉(総武快速線)⇒東京

犬吠埼

上の写真は犬吠埼付近の様子です。GPSが普及したために全国的に灯台が廃止される中で、犬吠埼は東京駅から日帰り圏内にあって、灯台の物静かな魅力を味わえる数少ないスポットです。

江ノ島や鎌倉の七里浜海岸などとは違ってかなり静かです。

犬吠埼の灯台の敷地内に入れる時間は通常AM 8:30 ~ PM 4:00とやや早いです。そのため最初に内房線から行程をたどると、犬吠埼では灯台の敷地内に入れなくなるかもしれません。

その近隣の公園として整備されているエリアはもう少し遅くても大丈夫です。

犬吠埼の近くを走る銚子電鉄は私鉄ですから別料金です。銚子駅での銚子電鉄への乗り換えはJRのホーム先端にあります。銚子電鉄のきっぷは車内で買うことができます。

青春18きっぷの旅行者は東海道方面や甲信越方面に多いのか、基本的に房総半島ではボックスシートへ座ることにあまり苦労しないでしょう。

時間に余裕のある方は御宿駅近くの温泉に寄ったり、いすみ鉄道や久留里線など千葉県の内陸路線に乗るのもよいと思います。

あるいは時間に余裕がない場合、房総半島の南部まで回らず、そのまま銚子から千葉・東京方面に戻ってもよいでしょう。

東京駅から銚子駅までのJRの片道運賃が2270円ですから、銚子までの往復だけでも青春18きっぷならお得です。

4.覚悟のある方向け、風光明媚な飯田線を走破する旅

東京(東海道本線)⇒三島(東海道本線)⇒静岡(東海道本線)⇒浜松(東海道本線)⇒豊橋(飯田線)⇒岡谷(中央本線)⇒小淵沢(中央本線)⇒大月(中央線)⇒東京

中部天竜駅と211系

先に静岡県まわりで飯田線に向かうと昼間の富士山を車窓から眺めることができるため、以上のようなプランにしました。

飯田線には秘境駅がいくつもあり、普通列車でさえも通過する駅もあります。そんな飯田線でとくに本数が少ない豊川~辰野の間は、都会の人間には非日常感があります。

秘境駅が最も多い北海道に行くのは一苦労しますが、飯田線は首都圏の人間にとってローカル線の日帰り圏にありながら非日常感が味わえるのです。

なお、このプランでは基本的には始発から終電の手前を覚悟する必要があります。初心者にはまずおすすめできないハードなプランです。

とくに天候悪化や車両トラブルなどがあると列車の接続が正常に行われず、時間内に首都圏まで戻ってこられない可能性もあります。この点にはお気を付けください。

また青春18きっぷの有効時間は本来1日単位です。したがって、夜の0時を過ぎて最初に止まった駅まで青春18きっぷの1回分は有効です。

しかし、電車特定区間と呼ばれるエリアでは0時を過ぎても終電まで青春18きっぷは有効となります。

電車特定区間とは、中央線でいうと高尾から東京のように東京圏や大阪圏の利用客が多いエリアです。

5.袋田の滝をめぐる旅

東京(常磐線)⇒水戸(水郡線)⇒袋田(水郡線)⇒郡山(東北本線)⇒新白河(東北本線)⇒黒磯(東北本線)⇒宇都宮(宇都宮線)⇒東京

袋田の滝は首都圏近郊にありながらも華厳の滝ほどメジャーではないため、ここで紹介する価値があると判断しました。

袋田駅から袋田の滝まではちょっと距離がありバスの本数が少ないです。タクシーを利用した方がよいかもしれません。

また水郡線の郡山行は本数が非常に少ないため、場合によっては郡山まわりで帰るのではなく水戸に引き返す形で帰る方がいいです。

6.松本城往復の旅
東京(中央線)⇒八王子(中央本線)⇒松本(中央本線)⇒高尾(中央線)⇒東京

国宝・松本城と中央路の風景を楽しむ旅です。松本城は黒い名城として全国的に知られており、松本駅から徒歩圏に位置しています。

電車の乗車戦略に関しては、八王子あるいは高尾から直通の松本行が朝の時間帯にあります。

ただし、直通の松本行は本数が少なく、また長い区間を座ろうとするライバルが多いのでご注意ください。

もちろん、大月や甲府などで乗り継いでいくパターンもあります。信州そばやブドウを味わうための途中下車もよいかと思います。

ちなみに筆者は、中央本線の信濃境駅付近を通るたびに昔TBSで放映されていた「青い鳥」を思い出します。

「青い鳥」は駅員役の豊川悦司さんと地元有力者の嫁役の夏川結衣さんが鉄道で不倫逃避行するドラマで、出演者も街も主題歌も鉄道も独特の寂しげな雰囲気を醸し出しています。

その舞台の中心となった信濃境駅には今もゆかりの品が飾られているなど、ファンにとっては降りる価値のある駅です。

7.高原を走る小海線の旅
東京(中央線)⇒八王子(中央本線)⇒小淵沢(中央本線)⇒小諸(しなの鉄道)→軽井沢(バス)→横川(信越本線)⇒高崎(高崎線)⇒東京

小海線はJR管内では最も標高が高い地点を通る路線として知られています。小海線は非電化路線であり(走っているのは電車ではなく気動車かハイブリッド車)、風景も美しいです。

小海線では週末と長期休みを中心に「HIGH RAIL 1375(1375はJR線標高最高地点)」「HIGH RAIL 星空(冬季の夜運転)」という観光列車が走っています。

この「HIGH RAIL 1375」 は快速列車という扱いなので、専用の指定席券も購入すれば青春18きっぷで乗ることができます。

なお、土休日ではホリデー快速で大月まで行くという手もあります。繁忙期には小淵沢まで行く臨時ホリデー快速もあります。小海線の野辺山や清里、小海などでは途中下車もありでしょう。

大月・河口湖・小淵沢方面のホリデー快速はオール2階建て車両や特急型車両が使われやすい。

小諸から高崎・東京方面に行くには別料金となる私鉄かバスか新幹線を使う必要がありますので、それを避けたければ適当なところで折り返して小淵沢方面から帰るべきです。

8.コアな鉄道ファン向け、秘境モグラ駅と両毛線・水戸線の旅
東京(高崎線)⇒高崎(上越線)⇒水上(上越線)⇒土合(上越線)⇒新前橋(両毛線)⇒小山(水戸線)⇒友部(常磐線)⇒東京

土合駅

上の画像は日本一のモグラ駅と呼ばれる上越線土合駅です。田舎の駅ですが深さが70mもあり、改札から下りホームにたどり着くまでに約10分も要するという駅です。

上りホームは地上にあります。

最大深度49mの大江戸線よりも深く、まっすぐな階段で行くしかないため、ものすごい迫力があります。そのため下りホームへは余裕をもって出発する必要があります。

その光景はHUNTER×HUNTERというマンガに出てくる一次試験の大階段かのようです。

そして秘境駅に行ったら普通に帰るのではなく、両毛線や水戸線というややマイナーな内陸路線で帰るのはいかがでしょうか。

9.覚悟のある方向け、信州・上越大回りの旅
東京(中央線)⇒高尾(中央本線)⇒甲府(中央本線)⇒松本(篠ノ井線)⇒長野(別料金・しなの鉄道)→豊野(しなの鉄道直通飯山線)⇒十日町(飯山線)⇒越後川口(上越線)⇒水上(上越線)⇒高崎(高崎線)⇒東京

このルートでは乗換駅での待ち時間以外は途中下車する余裕がなく、始発から終電までほとんど列車内にいることになります。

接続がズレると、新幹線を使わない限り日帰りで東京駅に帰ってこられないため、もっと省略したルートにしないと初心者にはおすすめできません。

なお十日町から六日町へはJR線でも行けるのですが、北越急行ほくほく線に乗ればショートカットするような形でたどり着けます。

10.富士山を眺める旅
東京(東海道線)⇒国府津(御殿場線)⇒沼津(東海道線)⇒富士(身延線)⇒甲府(中央本線)⇒高尾(中央線)⇒東京

日本一高い山・富士山を鉄道で大回りする旅です。

正常に列車が接続すると9時間ほどで東京駅に帰れますから、御殿場、沼津、富士、富士宮、甲府などでは途中下車する余裕があります。

本来、国府津から沼津に行くには東海道本線の小田原経由で行った方が早いですが、富士山をまわる鉄道の旅としては御殿場線まわりを強くおすすめします。

東海道線と御殿場線では御殿場線の方が富士山に近いところを走り、またトンネルも少ないなど眺めは上だからです。

ちなみに昔は御殿場線が東海道の主力路線だったのでその頃の跡がかなり残っていたりします。

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