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ターミネーター2の世界はこのうえなくカッコイイ

溶鉱炉 文化・娯楽
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ターミネーター2の世界観

管理人が見た映画の中で最も魅力的な映画が『ターミネーター2』です。

ストーリーは、未来で人類と敵対する機械軍のアンドロイドが、人類のリーダーになる男(=過去の時点では少年)を抹殺すべく未来からやってきますが、同時にその少年を守る味方アンドロイドもやってくるというものです。

敵アンドロイドはT1000(ロバート・パトリック)とよばれ、少年を守ろうとする味方アンドロイドはT800(アーノルド・シュワルツェネッガー)とよばれます。

なお、ターミネーター1においてはアーノルド・シュワルツェネッガーは敵役だったため、それを知っている人が本作を見ると前作との違いが見えて面白いです。

ターミネーター2が制作されたのは1990年代前半ですが、現代の映画ファンがそのアクションシーンを見ても鑑賞に堪えられるほどの出来栄えです。

ターミネーター2はキャスト、ストーリー、音楽、どれをとっても素晴らしい出来です。以下はネタバレを含みます。

序盤の見どころ

まず序盤で面白いのはT800が全裸で未来から現代に送り込まれて身支度を整えるところです。

T800はバーに出向いてバイク乗りたちからサングラスと革ジャンとバイク(ハーレーダビッドソン)と武器を強奪します。

この時点ではT800は悪者に見えなくもありませんが、人間に暴力はふるっても殺すまでにはいたりません。

このあたりの演出は少しコミカルな雰囲気もありますし、とんねるずがパロディーとして演じているのを見たことがあります。緊張感あふれるシリアスな映画ではコミカルなシーンは目立ちますしシュールで面白いです。

やはり、人類軍の味方アンドロイドだけに生身の人間に対しては何か抑制プログラムが作用しているのでしょうか。

次にT800はサングラスと革ジャンを身につけ、武器を用意し、ハーレーで疾走します。これはかっこいいです。

世界中のバイク乗りがハーレーに一目置き、また革ジャンを好むのは、単純にバイクにとって合理的という理由もありますが、ターミネーター2に影響されている面も大きいでしょう。

現代のボクサーが未だにロッキーのトレーニングシーンを古典のごとく真似ているのと似たようものではないでしょうか。

T1000がしつこく迫る

一方、敵アンドロイドであるT1000も少年を殺すために動き出します。

T1000は液体金属でできているため自由自在な変装が可能であり、さらにとてつもない耐久性を誇るなどT800よりも性能が上とされます。T1000は無敵に見える液体金属の身体を生かしながら無表情で少年を狙います。

なかでもT1000の無表情と疾走ぶりとカーチェイスとヘリ操縦はとても印象的です。とくにカーチェイスのシーンは『ルパン三世カリオストロの城』のカーチェイスと同じくらい見ごたえのあるシーンです。

このようにT1000絶望的なまでにしつこく迫ってきます。

しかし、T1000は無敵に見えても所詮は金属にすぎないため、最期は溶鉱炉でのたうちまわりながら消失していったのでした。

溶鉱炉での別れ

さてT1000から狙われているジョン少年はイケメンであり、T800に何でも命令できる存在ですが、感受性豊かな年ごろらしくT800に人間らしさも教えます。T800はそれに少しずつ感化されたようです。

しかし、T800は未来世界の特殊なチップ(電子回路)を内蔵しているため、人間に悪用されると危険な存在でもあります。

そのため、T800は一度壊れてから復活を果たしてT1000を倒したのに、最終的には溶鉱炉に入ってこの世から消え去ることを選びます。

このときの復活シーンと溶鉱炉への突入シーンからは人間性が感じられますし、じつにかっこいいです。

私は芸能人が政治家になることをよいと思いませんが、もし私がカリフォルニア州の住人だったらシュワルツェネッガー氏に票を入れたくなってしまうくらいです。

アンドロイドの設計思想

それに対してT1000はジョン抹殺に向けて突っ走りすぎて柔軟性がありませんでした。

T1000は暴力一辺倒に襲いかかるのではなく、詐欺めいた形で近づけば抹殺は可能だったでしょう。

この点、T800はジョンの命令を聞いたり、壊れてからの復活モードがあったりするなどアンドロイドの不完全さを補うことができていました。

この世に完璧な機械は存在しません。というか自分が完璧だと思った時点で成長は止まり慢心が出てきます。

にもかかわらず優れたアンドロイドをつくるとすれば、T800のように自分なりに成長したり欠点を補ったりするなど不完全性を前提にすべきだったといえます。

ドラえもんもアラレちゃんもロボットとは思えないほど不完全だからこそ人々を魅了してきました。

ターミネーター2はダイソンが過呼吸から絶命するところばかりが見どころではありませんよ。

見たことがない人はぜひとも見るべきです。

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