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ファイナルファンタジー4の感想・見どころ

月から見た地球 文化
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SFC時代のファイナルファンタジーは名作揃い

ファイナルファンタジーシリーズで名作の呼び声が高いのがスーパーファミコン時代に発売された4・5・6です。

今回は4に関して考察したり感想を述べたりします。

ネタバレあり

FF4の音楽は素晴らしい

まず本作の特徴として音楽が素晴らしいということがいえます。

個人的には、バロン城から旅立つシーンとラスボス前の祈りシーンで流れる「FINAL FANTASY」が最も気に入っています。本作ではそこに前奏がついており、これがゲームを大きく引き立てています。

FF12のオープニングはそのアレンジです。おそらく今のFFスタッフからも一目置かれているのでしょう。

他にも、愛のテーマ、ボス戦(バトル2)、四天王戦、ゾットの塔、巨人のダンジョンといった音楽は素晴らしいです。まったくもって植松伸夫先生の才能は飛びぬけています。

とくに「巨人のダンジョン」は本ゲームで2番目のお気に入りです。機械仕掛けのイントロと中盤以降のハープ音が実に美しいです。

この曲は巨人のダンジョンで初めて登場する音楽ですが、月の地下渓谷の最終セーブポイントの次のフロア(ラストフロア)でも流れます。

ラストフロアはガラス張りの異質な空間であり、通常モンスターとのバトルでさえもバトル2が流れるなど、ラスボスに向けてテンションが上がるフロアです。

フェイズとベヒーモスとレッドドラゴンとゼムスマインドとゼムスブレスに苦しんだプレイヤーは多いでしょう。

陽と陰を軸としたストーリー

さて、本作には青き星(地球)と月の民とのハーフが2人登場します。これは「陽と陰」を思わせる関係です。

陽は表立って目立つ存在ですが、陰はそれを支えたり妨害したりしてストーリーを面白くする存在です。この二元論は作中に多く登場します。

まず青き星と月の関係が「陽と陰」だといえます。さらに光と闇のクリスタル、地上と地底も「陽と陰」の関係にあります。

地底がピンチのときは地上人が助け、地上がピンチのときは地底人が助けるという関係がいいですね。

地上と地底を貫く巨大な建造物であるバブイルの塔があるというのも幻想的でかっこいいです。これはバベルの塔にちなんだものでしょう。

また主人公セシルの暗黒騎士時代は陰ですが、パラディン時代は陽です。

あるいは盟友カインとの関係においてはカインが陰です。カインはセシルに対する嫉妬心をゼムスやゴルベーザに利用されました。こういう人間味がある魅力的な悪役がいないとストーリーは面白くありません。

またセシルとゴルベーザも「陽と陰」の関係にあります。これは以前、プロ野球の野村元監督が「長嶋さんはひまわりで自分は月見草」といっていたの想起させます。

主人公セシルについて

次に各キャラクターについて見ていきましょう。まずはセシルです。

セシルはオープニングでミシディアのクリスタルを強奪した張本人です。ほとんど騙されたとはいえ、ミストの村を焼き払ったのも彼の仕業です。

小学生時代の筆者はオープニングでのミシディアのシーンの意味がよくわりませんでした。

しかし、その強奪という悪行や暗黒騎士という職業の割にセリフからは性格のナイーブさが強く感じられます。

こういう葛藤は自身でも認識していたみたいですから、パラディンへの試練を受け入れたのでしょう。

セシルは光で、ゴルベーザが闇だとしても、暗黒騎士時代のセシル自身は光と闇の両方を抱えていたことが印象的です。

ただ、セシルはストーリー上は重要でもゲーム上の実利を考えるとカインやエッジの方が使えるキャラだったりします。

白魔導士ローザについて

次にローザについてです。

周りからはかなり魔力の高い人物と認識されています。

おしとやかに見えますが、以下の点ではかなり行動的です。

  • 序盤のバロン城でセシルの部屋を突然訪れたこと
  • セシルを追ってカイポの村に現れたこと
  • ゾットの塔で皆の前でセシルと抱擁したこと
  • 魔導船にへばりついて月の地下渓谷に強引に同行したこと

ローザの白魔法の力はセシルとは比べ物にならないほど頼りになります。ローザのケアルガなしの全クリはかなり難しいはずです。

盟友カインについて

次は2度も主人公たちを裏切った男、カインです。エンディングを見る限り髪は金色です。

ローザへの叶わぬ思いやセシルに対する劣等感が影響して、ゴルベーザにつけこまれたのでしょう。洗脳されたときの戦闘力は異常なまでに高いです。

しかしながら、彼のジャンプはなかなか使えるコマンドです。ジャンプだけで低レベルクリアもできるみたいですし。

この男が主人公のゲームもつくれるんじゃいかと個人的には思っています。

召喚士リディアとエブラーナ王子エッジについて

最後はリディアとエッジです。

まず幼少期のリディアは戦闘面では使えません。大人として再会したときでさえも当初はステータスが低すぎます。大人リディアは使える魔法が増えているというのにステータスはかなり低いです。

それからエッジのことはあまり気になっていないように見えます。

FFシリーズは4から恋愛要素が強くなりましたが、エンディングの様子を見るとエッジの片思い度が強いためエッジとは結ばれない気もします。

そのエッジは「なげる」が強い点は重宝します。エクスカリバーを255個に増やして「なげる」を連発したプレイヤーは多いでしょう。

エッジはやんちゃで感情が高ぶりやすいタイプです。これは四天王ルビカンテにタイマンを挑んだことや両親に対する叫び声などに表れています。

全体的に暗い感じだが、それでも魅力的

FF4はオープニングの時点で雰囲気が暗いです。暗黒騎士やバロン城も軍国主義を思わせます。

ただ、その暗さの中にも魅力があるゲームです。

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