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名探偵コナン映画版のおすすめベスト10はこれだ【物書きが選定】

ロンドン 文化・娯楽

「コナン」に詳しい私

私は「未来少年コナン(宮崎駿氏によるアニメ)」と「名探偵コナン(とくに映画版)」が好きです。

名探偵コナンは、高校生探偵が黒ずくめの組織に関わる事件を追っていたら、その組織に見つかって毒薬を飲まされて体が小さくなったというストーリーです。

名探偵コナンはストーリーマンガではあるのですが、単発的(事件ごと)に起承転結する話が多いので原作版をあまり知らなくても映画を理解することはできます。

FBIが絡んだ系統の話・映画以外は難しくないので見たことがない人はぜひ見ていただきたいと思います。

今回は私のお気に入りのコナン映画ベスト10について感想も交えながら記します。

以下のランキングと感想では少しのネタバレは書いていますが、決定的なネタバレは書いていません。

第10位「ゼロの執行人」

まずは2018年の作品が10位です。

爆発事件の容疑者として小五郎が逮捕されますが、安室の動きに違和感をもったコナンは真相を独自に追うというストーリーです。

私が評価する作品は昔のものが多いのですが、ゼロの執行人はなかなかの出来でした。

検察、警察・警視庁、裁判、弁護士など本作品の重要な位置を占める社会的な要素は私の好きなところだからです。

ただ、そういう現実的な要素が出てくる割に本シリーズでは私立探偵が刑事事件に入り込んできます…

本作は子どもには難しいでしょうね。というか、歴代のコナン映画の中では最も難しいと思います。

ギャグっぽい部分や、新一と蘭のラブロマンスみたいなシーンはほとんどありません。

安室透が好きならぜひどうぞ。

第9位「漆黒の追跡者」

首都圏で麻雀牌になぞらえた広域連­続殺人事件が起き、そこには黒の組織と「京都の事件」が大きく関わっているというストーリーです。

これもお子様にはちょっと難しい話かもしれません。

それに本作はわかりやすいアクションよりも人間ドラマで魅せる展開となっています。

個人的には途中で阿笠博士が少年探偵団をビートルズのCDジャケット風に仕立てていたところが印象に残っています。

この事件のカギとなる京都の事件と優男の性格は嫌いじゃないです。

でも、優男のセリフが見事に棒読みなんですよね。あれはマイナスです。

第8位「時計じかけの摩天楼」

記念すべきコナン映画の第1作が「時計じかけの摩天楼」です。

コナンの周りで犯行予告をともなった連続爆破事件が起き、それをコナン・新一が中心になって食い止めて犯人を追い詰めるというストーリーです。

本作で特徴的なのは犯人候補の人物が〇人しか出てこないということです。

そのため、この作品は途中から古畑任三郎のように犯人とコナンのやり取りを楽しむかのような形になっています。

しかも、犯人の名前はシャーロックホームズシリーズでは有名なあの人にちなんだ名前ですから、犯人の正体はバレバレです。

しかしというか当然というべきか、相変わらず小五郎はトンチンカンな推理をして笑わせてくれます。

見どころは犯人の動機と最後の謎解きです。

新一の過去が犯人の動機と一部で結びついている面があるのも見どころです。

本作では電車が70km/hものスピードで急なカーブやポイントを走るシーンがありますが、あれは現実ではまず脱線します。本作の制作陣はそれがわかっていなかったっぽい感じです(緩いカーブなら高速走行も可)。

それに本作では電車を引き込み線に移してから爆弾の位置を確認しましたが、普通に考えたら爆弾の位置を確認するのが先でしょう。もし推理が外れていたらその時点で爆発するからです。この点、爆弾の位置が確認できれば電車を本線に止めることだってできます。

第7位「探偵たちの鎮魂歌」

はじめに犯人らしき人物から事件の謎解きを頼まれるという変わった展開で始まる作品です。

本作の舞台は横浜であり、服部とキッドと白馬が出てきます。これだけでもオールスター的な価値があります。

ただ、肝心の犯人はちょっと小物感(サイコパス?)があります。もっと気品や大物感があれば上位にしたところでした。

ちょっと現実的なことをいうと、爆弾がついていると判明した時点で子どもたちの両親を呼んだ方がよかったと思いますが、それは親を動揺させるから呼ばなかったのでしょうか。

第6位「迷宮の十字路」

京都を舞台に窃盗団絡みの殺人事件が起きる一方で、小五郎は盗まれた仏像探しを頼まれるというストーリーです。

本作は服部と和葉の過去が垣間見られるとともに大活躍しますが、少年探偵団はほとんど活躍しません。

また本作に派手なアクションシーンはないのですが、京都の地理に沿って丁寧につくられている印象を受けます。

最後の戦闘シーンもなかなかの迫力でした。

ただ、中盤で起きたメインの殺人事件がちょっとしょぼかったのがマイナス。

銀翼の魔術師にもいえることですが、メインの殺人事件がしょぼいと評価は下がります。

第5位「天国へのカウントダウン」

超高層ビルで殺人事件が起き、そこに黒の組織が関係しているのでは?という形で進むストーリーです。

みんなの大好きなジンとウォッカが初登場した映画でもあります。

蘭もそれなりに活躍しますし、園子まで狙われます。

ただ、犯人はちょっとしょぼいかなと思います。

見せ場はコナンによる救出劇と少年探偵団を中心とした派手な脱出劇です。コナンが『キミがいれば』とともに高層ビルのエレベーターを駆け上がるシーンはカッコイイです。

そして脱出劇がエラく派手です。序盤の伏線はこのときに回収されます。

その脱出劇は綿密な物理計算のもとに行われるのですが、実際にやったらどうなるのか気になるところです。

もちろん、灰原の件は不可能でしょうが。

第4位「世紀末の魔術師」

メモリーズエッグというロマノフ王朝のお宝をめぐって窃盗事件と殺人事件が起きるというストーリーです。

メモリーズエッグはコナンに出てくるお宝の中では最上位レベルの壮大さを誇る宝です。

それから事件の舞台は、大阪、船中、古城と移るので飽きにくいと思います。

コナンシリーズで宝となると当然、怪盗キッド(劇場版初登場)も現れ、いろいろ意味深なことをいいます。

個人的にはラストの「謎のままにしておいた方がいい」というキザな発言がお気に入りです。

第3位「瞳の中の暗殺者」

警察官が殺されるというショッキングな展開で始まる映画です。

そしてあの重要人物も瀕死状態に陥ったために蘭が記憶喪失になってしまいます。

蘭が記憶喪失になったということで、いつも以上に小五郎は気合を入れるのですが今回は空回りでしたね。

原作のるりっぺ事件や同窓会事件のように小五郎はシリアスになると活躍しやすいのですが…。

それはさておき、途中、蘭は犯人から襲われるのですが、このときコナンや刑事はもちろんそばに大勢の人間がいたので、そこで犯人の顔はわかると思いますが、なぜかスルーでした…。

派手なアクションはありませんが、コナンと犯人の緊迫したやり取り、そして蘭の回復シーンが見どころです。

第2位「14番目の標的」

小五郎に関連した人物が次々に襲われるというストーリーです。

そこには小五郎と妃英里の過去も関わっています。ここが大きな見どころであり、真相はED後に明かされます。

原作1巻あたりで阿笠博士は小五郎のことを敏腕刑事と評価していましたが、その敏腕ぶりが垣間見えます。

また本作のキーワードは「A(1)」です。

それを頭に入れつつ本作を見ると、コナンの主要人物の名前は最初からこの映画に合わせてつけたのかなと思うくらいです。

犯人はちょっと小物感がありますが、この映画に限っては嫌いじゃない小物感です。

「時計じかけの摩天楼」「天空の難破船」「11人目のストライカー」にもいえますが、コナンの犯人は妙に爆弾の扱いに長けています。爆破解体のプロにでもなった方が世のため人のためでしょう。

日本は狭いから爆破解体の規制がとても厳しいし地震対策で建物は頑丈。だから、爆破解体をしたい人は海外に行くべきだね。

最後に割と派手なアクションがあります。

そこで思うのが「ハワイのオヤジはすごい」ということ。

第1位「ベイカー街の亡霊」

シャーロックホームズの世界を体験できるゲームに入ったコナンたち、ゲーム外では本物の殺人事件が起きる中でわかった真犯人の目的とは?というストーリーです。

このゲームではケガをするとゲームオーバーになり、さらに全員がゲームオーバーになると現実でも死ぬということで今までにない緊迫感があります

またゲーム内では博士の発明アイテムも使用不能になるため、冒頭では発明品が紹介されません。

コナン映画は、首都圏、横浜、京都など実際の街を舞台にしますが、本作はゲームの中の世界を舞台にした異色の作品です。

一般に『金田一少年の事件簿』は現実に即した殺人事件マンガですが、コナンはアポトキシン4869やゲームの世界などファンタジー的な要素も入ってきます。

とはいっても、本作における「ゲームの中の世界」は19世紀末の大英帝国時代のロンドンという設定なので現実的な面もあります。

この時代の大英帝国は後発国であるドイツやアメリカの追い上げにあっており、本作でも実際の史実に沿ったような暗い面も明らかになります。

さらに本作は日本社会の世襲制が大々的に批判されるなど他にも現実的な面があります。

また父・優作が本人としてはもちろん、あの超有名人物としても活躍します。こちらもかっこいいです。

ついでに母・有希子も登場しますし、ついでのついでにいつもは足を引っ張る元太までも少しだけ活躍します。

ゲストキャラの子ども(棒読みじゃない方の子どもたち)がわざとらしいほどまでに生意気にふるまって視聴者をイライラさせてくれます。

それから今回の犯人はゲーム外とゲーム内で二重にいる形になっています。

ゲーム外の犯人はしょぼいというか、殺害シーンを序盤でぼかすことなく見せているので動機以外はバレバレですが、ゲーム内の大ボスと犯人は興味深い存在です。

とくに最後の謎解きとゲームの中の犯人の真の動機が好きですね。

コナン映画の犯人といえばサイコパス感があふれているものですが、本作の真犯人にはサイコパス感はなく切なさが感じられます。

キッドも服部も出てこないのに名セリフがたくさん出てきます。

「ベイカー街の亡霊」が高評価なわけ

  • コナンが憧れるホームズの世界を舞台にした作品
  • 19世紀の英国社会や現代の日本社会の風刺
  • ゲームをクリアできなければ死ぬという緊迫感あふれる展開
  • 数々の名セリフ
  • 優作と優作が扮するあの人物の活躍
  • ゲーム内の犯人の真の動機

※ほぼすべてのコナン映画にいえることですが、私はコナン映画の実写のEDが好きです。

あれを見ると、アニメ映画を見たのにドラマを見ていたような気分になります。

アニメと実写の組み合わせという意味ではシティーハンターの名EDである「still love her」と通じるものがあります。

おそらく、アニメ版のシティーハンターにも携わっていたこだま兼嗣氏の意向でしょう。

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