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新卒採用と中途採用の違いをわかりやすく解説

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企業は転職者に何を求めているのか

新卒採用と中途採用は共通した部分もありますが、違う部分もあります。

これを基本から理解すると転職活動でも大いに役立つはずです。

企業側の思惑、とくに転職者に何を求めているのかを読み取って転職活動を有利に展開しましょう。

新卒の定義

そもそも新卒とは新たに学校を卒業することをいいます。

この場合の学校とは、大学や専門学校、高校などです。

これらの学校の卒業タイミングは一般的には3月ですから、新卒で入社する人は原則として3月か4月に入社します。

新卒採用においては一度に多くの人が入社するため、彼らを一か所に集めれば研修を効率的に行うことができます。

また新卒者の多くは初の本格的な就業である以上、雇った会社は彼らを自分たちの色に染めながら育てることができます。

新卒だけではいろいろ不足

しかしというか当然というべきか、企業によってはこういった1年に1度の定期的な採用だけでは人員が不足する場合があります。

とくに離職率の高い企業ではボーナスが支払われた後や、年末あるいは年度が切り替わる12月や3月ごろに退職者が多くなります。

こういう時期は転職市場が活性しやすいです。

また新卒出身の社員はその会社の文化や技術に染まっている人ばかりです。

そこで外部で経歴を積んだ人材を雇えば、他社で培われたノウハウや技術、人脈などを手っ取り早く導入できたり、組織の多様性が増したり、雰囲気が変わったりします。

これが企業側から見た中途採用のメリットです。

求人の内容や頻度によって好感度も変わる

さらに企業が、単なる欠員補充ではない新規事業の開拓に向けた前向きの求人を転職サイトに載せていると知名度がよい意味で高まります。

中途採用にはこのような目的があるため、不定期に行われやすいわけです。

ただし、離職率があまりにも高い企業だとほぼ通年にわたって欠員補充系の求人を出している企業もあります。

こういう企業は求職者に警戒されやすいです。

在職のまま転職活動にのぞむ方も少なくなく、また辞職にともなう業務の引き継ぎには一定期間を必要とする以上、入社時期は担当者との話し合いで多少の融通をつけることができます。

これは新卒入社が一律で3月か4月に強制されやすいこととは対照的です。

中途採用をまるでしない企業もあります。有名なところでは某鉄道会社は、そのグループ会社は中途採用をしますが本体は中途採用をほとんどしません。

待遇の違い

欠員補充としての中途採用と、自社の経営戦略にとって欠けているコア人材に対する中途採用は異なるわけです。

実際、後者に対する人材はヘッドハンティングやエージェント経由の好待遇が期待できますが、前者に関する求人は好待遇が難しいかもしれません。

この点、新卒時の待遇は多くの日本企業が横並びで月給20万円くらいです。

新卒数か月後の夏の初ボーナスはかなり少なく、そして冬に本格的なボーナスが出るという形が多いでしょう。

将来性か即戦力か

新卒者は職歴や実績に欠けるため、新卒採用ではポテンシャル(人柄や学生生活など)を見て将来的に活躍できそうかが見極められます。

募集職種は事務系か技術系という形で大まかにくくられるだけです。

新卒の最初の配属先は、日本企業では現業部門や営業部門が多いです。

一方、中途採用者には即戦力としての活躍を期待され、面接ではそれまでの社会人としての実績やスキルに重点が置かれがちです。

募集職種は事務系の中でも営業職や経理というように職種別採用が一般的であり、求人票では必要な経験やスキルが明示されている場合が多いです。

中途採用の社会人は、社会人としての基本的なスキルや常識はもっていると見なされるので、新卒ほど入社後の研修の費用・時間がかかりません。

志望社数と内定数の違い

好況期の新卒採用だと、時間に余裕があるせいか、研究・実験のためか、それとも自尊心を満たしたいのか知りませんが、1人で10社も内定をとるコレクターみたいな人がいます。

断る手間がかかり、また辞退される会社にとっては迷惑なので10社はとりすぎだと思いますが、現実にいることは間違いありません。

しかし、中途採用は、とくに在職中の方だと同時に応募できる数に限りがあります。

そのため10社も内定をとって他を断るということはせず、数社を目安に内定をとって1社を選びます。

あるいはスカウトやエージェント経由などで現在よりもステップアップできる会社の内定を一つだけ取ったら転職活動は終わりという人も多いでしょう。

中途の方が志望社数を絞る傾向にあるのです。

中途では個人面接と電話連絡の割合が多い

一般に中途採用1回における採用者数は新卒よりも少ないです。

また人気企業の新卒採用は学歴でフィルターにかけられるように、中途採用でも経歴や年齢などによってフィルターにかけられます。

そのため中途採用の面接に進む人は新卒よりも少なめです。

中途採用の企業説明や面接は応募者が1名に対して企業側の担当者は1名~3名くらいというパターンが多いです。

筆記・適性試験や企業説明だけは集合した形で行うこともありますが、新卒のような集団・グループ面接はかなり少ないはずです。

このように面接まで進む応募者は少ないですから、面接や筆記・適性試験などの数日前から前日には当日出席できるかどうかメールや電話で確認をもとめられる場合が多いです。

社会人の賃金は時給換算で社会保険や諸手当の恩恵も含めると1500円~4000円くらいにはなります。部長クラスや役員だともっと高いでしょう。こういった方々が1人ずつ面接に時間を割いてくれていることに感謝です。
自主性

中途採用は不定期に行われやすいです。

そのため、求職者は転職サイトを利用したり志望先企業のサイトを研究する自主的な活動がもとめられます。

また新卒では個別・合同の説明会が頻繁に開催されていますが、中途採用ではその数は少ないです。

入社したら

新卒者はまず集合研修に沿って頑張っていくという形が多いでしょう。

一方、転職者は社会人としての基本的なマナーはすでに身についているでしょうから、基本的な指導は省かれやすいです。

しかし、中途採用先ではどうしてもわからないこともあるでしょうから、その場合は職場で働きながら勉強したり先輩に聞きましょう。

転職支援会社を利用すると採用後になすべきこともつかめますから、利用するとよいと思います。

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