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「人と接する仕事がしたい」という志望動機にはもっと具体性が必要

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人と接する仕事はきわめて多い

新卒にしても中途にしても「人と接する仕事がしたい」という志望動機は多いです。

でも、ちょっと冷静になって考えてみると逆に「人と接しない仕事」ってあるんでしょうか。

自宅のパソコンばかり見つめている個人投資家なら仕事のうえではほとんど人と接しないでしょうが、会社勤めの仕事なら毎日何らかの形で人と接するものです。

その具体例は以下のとおり。

  • 工場のオペレーターが上司の指示を受けたりラインの異常を上に知らせること
  • 建設現場で働く人が上司から学んだり同業他社と協業すること
  • 経理部で勤務する人が同僚とコミュニケーションをとること
  • マーケティング部で働く人が会議を行ったり、アンケートをとったりすること

このように会社勤めだと対人的なやり取りがどこかに発生します。

会社は人間の集合体であるため、そこで働くとなると人間とのかかわりが生じるというわけです。

具体性をもたせよう

たぶん「人と接する仕事がしたい」という志望動機を掲げる人は、アパレル店や介護事業所のように長い時間にわたって人と接する(人を世話する)仕事のことを言いたいのでしょう。

確かにアパレル店や介護事業所は工場勤務や経理部よりは人と接する時間が長いはずです。

しかし、長い時間にわたって人と接する仕事なら、小売業や旅館業の現業、病院、交通機関、そして営業職はほぼすべてあてはまります。

つまり、「人と接する仕事がしたい」だと対象が広すぎるのです。

そうなると面接官からは「人と接する仕事なら何でもいいのかな。弊社へ就業する意欲は弱いな」と思われてしまいます。

したがって、志望動機としては「人と接するのが好き」ということを起点・軸にしつつ、なぜ小売業のなかでもアパレル店がいいのかを具体的に出す必要があります。

そこでは志望先の具体的な特徴に沿って、いかなる目標を立て、自分の何を活かし、どのように接していくかを導き出す必要があります。

アパレル店といっても接客重視の店もあれば、安売り主体で接客は二の次な店もある。志望先の特徴を見極めよう。
一口に小売業といってもヒラの販売員と店長とマネージャーと本部の従業員とではコミュニケーションのやり方が異なる。

「人の役に立つ仕事をしたい」も同じ

さて、同じようなことは「人の役に立つ仕事をしたい」という志望動機にもいえます。

というのも逆に「人の役に立たない仕事」って何でしょうか。

たとえば娯楽産業は好き嫌いがわかれるものなので、ゲームセンターが嫌いな人から見たら「ゲームセンターは役に立たない」といえそうです。

しかし、それは雇用やストレス解消に役立っている面もあります。ですから全面的に「人の役に立たない」と断言するのも無理があります。

もちろん、業種によって人の役に立つ度合いは違うでしょう。

しかし、そうはいっても「人の役に立つ仕事をしたい」だと対象が広すぎるので、志望動機にもっと具体性をもたせるべきです。

まとめ

人と接する仕事がしたい」「人の役に立つ仕事をしたい」という志望動機の源(原石)は悪くありません。人として素晴らしい動機です。

しかし、それを加工していない原石として出しても選考の場ではライバルとの差別化になりません。

そういった原石に一工夫を加えるだけで大きく改善し、それが合否の分け目になるのだとしたら対策しないことは実にもったいないです。

アルバイトなら軽い動機でもいいんだろうけど、やはり社員になるのなら、きちんとした動機が欲しいところ。

志望動機がきちんとしていないと、責任感や長きにわたって働くという意欲に乏しいと見られてしまうからね。
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