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起業の挫折経験から身にしみたサラリーマンであることのメリット

転職・起業

隣の芝生は青い

サラリーマンの方は個人事業主・フリーランスや起業家は自由でうらやましいと思ったことが一度はあるのでないでしょうか。

でも逆に彼らもサラリーマンのことをうらやましいと思っていたりもするんです。

今回は個人事業主である私がサラリーマンのメリットを明らかにして、サラリーマンの方々にはサラリーマン生活や転職活動へのモチベーションを高めてもらいたいと思います。

サラリーマンって正規雇用なら結構めぐまれているんですよ。

起業家のイメージ

あなたは起業家(オーナー社長)というとどんな人を思い浮かべますか。

ホリエモンみたいな我が道を行く人でしょうか、孫正義氏のような天才でしょうか、それとも前澤社長のような前にぐいぐい出ていく人でしょうか。

おそらく一般的な会社員や公務員よりはちょっと変わった人を思い浮かべる方が多いでしょう。

どうやら日本社会では会社員や公務員として生きるのが手堅く、そして社会的に評価される道であって起業は変わり者がやるものという観念があるようです。

起業家の側としても起業家は他人とは少し変わっていることに誇りをもっている場合が多いです。

起業に失敗した私

こんなことをいっている私もかつて起業に失敗したことがあります。

私の学生時代の教授は「起業は自分から既存の企業に機関銃を撃たれに行くようなもの(既存企業による複数の壁に阻まれて大半は失敗する)」といっていましたが、私はそれでも自分の可能性を試したいと思って挑戦しました。

もし自分が最初から堅実な道を歩んでいたら起業しなかったでしょうが、ちょっと変わった経歴を歩みかけていた以上、起業に賭けるのも悪くないと考えたのです。

その経験自体は後悔していませんが、こういう経験があると会社員や公務員であることのメリットもふつふつと感じるのです。

社会人は金融機関から審査される

会社員や公務員であることのメリットを感じるのは金融機関と相対したときが典型的な場面です。

というのも社会人になると多くの人は

  • 自動車ローンを組む
  • 実家を出て賃貸アパートに住む
  • マイホームを買って住宅ローンを組む
  • 民間の保険に入る
  • クレジットカードを入手する
  • 信用取引を行う(証券会社からお金や株式を借りて行う投資)

といったことに手を出すでしょう。

こういった場面で社会人は金融機関から何かと審査されます。

それもそのはず、お金や不動産を貸す側としてはきちんと継続的にお金を支払える人でないと困るからです。

信用ある人は低利子でお金を借りることができますが、信用に欠ける人は銀行からお金を貸してもらえず高利率の消費者金融からしか借りることができません。

とくに金額の大きい住宅ローンは厳しいものがあります。

公的な創業融資や助成は民間の銀行からの融資よりもまだ通りやすいといわれています。

安定して返せるかが重要

芸能人やアスリートなど収入が高い人でも一発屋と見なされると住宅ローンを組むのは難しいとされます。

そういう人は収入の波とお金の使い方が荒い場合が多く、安定的に返してもらえる見込みが低いからです。

そのため今サラリーマンとして就業している最中で起業を検討している方は、苦しい期間が続きそうな見通しならば、起業前に金融機関の審査を済ませるべきです。

クレジットカードはいったん契約・取得すれば、その後フリーランスのような信用の低い仕事に転職したとしても返済が滞らなければカードを取り上げられたりしないからです。

また意外かもしれませんが、金融機関からの信用は「借金をしてそれをきちんと返した」という実績からできています。

そのため、ある程度の年齢に達しているのに借金とその返済実績がない人も信用が低くなる場合があります。

信用情報は大切に

この手の信用情報は公共料金の支払い情報とともに(スマホ料金を延滞していないかなど)信用情報機関に蓄積されます。

つまり、お金は数字で表せる万人共通の尺度であり、お金の支払い方・返し方は数字に如実に表れ、そこではその人の信用度もわかるので客観的に審査しやすいというわけです。

一方、人材の採用過程でよく見られる人間の性格や「この人と一緒に働きたいか」なんていうものは曖昧であり、人によって評価の尺度が違うため審査がとても難しいものです。

公務員や医師に対する信用も厚い

よく知られているように金融機関が評価するのは有名企業で勤続年数が長い正社員です。

というか勤続年数が短くても大企業の正社員は信用がありますし、中には提携先の銀行との間で低金利の住宅ローンを組ませてもらえる場合もあります。

さらに母体が親方日の丸である公務員も全般的に強いです。

親方日の丸による正規雇用の体系は賃金を減らすことはあっても倒産はありえず、不祥事などを起こさない限り解雇にもならないため、返済の見通しが明るいからです。

それに公務員になる人は、試験勉強もしっかりやった真面目で堅実な人と見られやすいのでしょう。

それから医師免許をもっている人も信用は厚いです。裕福な家系が多いうえに給料体系は充実していますし、勤めている病院がつぶれても資格さえあれば別の病院に移れるからです。

医師ではなく医学部生の段階であっても奨学金や教育ローンは他学部よりも恵まれています。将来の高給取りということ以外にも医学部は偏差値が高く真面目な人が多いことも影響しているのでしょう。

一方、無職やフリーターはもちろん、自営業者に対する信用は低いのが実情です。収入が多い時期があったとしても基本的には不安定だからです。

その他の恩恵も大きい

社会にあふれる株式会社としても自営業者とは取引しないと規則で定めている場合もあるため、起業の際はお金がかかるとしても会社法人を設立した方がよいといわれるくらいです。自営業者はそれだけ社会的な信用が低いのです。

私生活でもフリーターや零細自営だと結婚しづらかったり(相手の親に顔向けできない)世間の風が冷たいと感じるでしょう。

それに正社員や公務員だと社会保険や厚生年金の恩恵にあずかることができます。この手の保険は会社と折半して払いますが、自営だとここまで守られません。

また会社の保険料や納税は源泉徴収ですが、起業家や自営業者は領収書を集めて自分でいちいち収入と支出を計算して税務署に確定申告をする必要があります。

この点、会社ではこういう事務処理の類は専門の部署か外部委託に任せているはずです。

組織に所属しながら正規雇用で働いている人は手厚く守られていると同時に、自分の職務に専念できる環境が整えられているわけです。

起業家はこういった職務すら自分でつくり出す必要がありますし、電気代や備品代、交通費などもすべて自分で払う必要もあります。

全体的に与えられた仕事をこなす方が好き(得意)ならサラリーマンで、仕事を自分でつくり出す方が好きなら起業家に向いているといえます。

それはすぐにはわからないものなので、起業家志望であっても最初はサラリーマンをやる方が賢明です。

起業は成功すれば大きな利益が得られますが、失敗すると厳しいものがありますから、それなら与えられた職務をこなすことで対価(賃金)をもらうというように堅実に頑張る方が気楽なわけです。

昼食についても会社員だと社員食堂で400円くらいを出せば日替わり定食を食べられますが、それは外の飲食店では700円ほどの価値があったりします。

こういった食堂は外部の人にも開放されている場合もありますが、やはり距離的にも立場的にも職場に近い人間の方が利用しやすいでしょう。

会社は教育係でもある

さらに会社や公的機関に正規雇用として所属していると、さまざまな研修を受けさせてくれます。

研修という名目でなくても、普段のオフィスでの仕事とは異なる展示会や交流会のメンバーに選ばれれば貴重な経験になります。

ときに上司はあなたのために叱ったり褒めたりしてくれるでしょうし周囲には仕事の手本になる人もいたりします。

一方、自営や起業家だと自分で自分を律し環境も自分でつくり出す必要があります。

自営や起業家は飲み会や慰安旅行の参加も迫られないという意味では自由かもしれませんが、そういう集まりがまったくないとそれはそれで少し恋しかったりもします。

起業は後悔していない

自分は起業に失敗しましたが、すべてが完全に失敗したわけではなく、普通の会社員や公務員では得られにくい経験もしました。

ですから、後悔はしていません。

転職のハードルなら高くない

ここまで正社員の優位性を示しました。とくに大企業の正社員は給料はもちろん、ローンでもめぐまれています。

しかしですよ、意外な欠点もあります。

それは住宅ローン伴う転勤と社会の停滞です。

どういうことかというと、会社は「あの社員は我が社と提携している銀行の優遇金利で住宅ローンを組んだから簡単に辞めないだろう。だから遠くに転勤させても大丈夫」と考えるのです。

つまり、ローンが会社員を一つの会社に縛ってしまうのです

この社員が起業すれば充実した人生を歩めるにもかかわらず一つの会社に縛り続けられるとすれば、その人の一生はもちろん社会全体にとっても損失です。

起業家は成功すれば雇用や株式市場にとってプラスになりますし、社会に新商品も送り込んでくれるからです。

そうはいっても起業はさすがにハードルが高いものです。

学生時代に起業して学生時代に失敗するのならそんなに悪くなかったりします。

しかし、転職ならそこまで高いものではありません。

それに転職した社員が転職先に新しい風を吹き込むことで素晴らしい新商品を生み出す場合もあります。

そこで社員であることには不満はないけれども今の会社では充実していないと感じる場合、転職をおすすめします。

今すぐに退社・転職を決断せずとも、エージェントへの登録・相談は無料ですのでとりあえず試してみてはいかがでしょうか。

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