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なぜ人は働くのかを社会貢献という意味合いから考えてみた

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働くことの意味

あなたは何のために働くと考えますか。

すぐに思いつくのは「働くことによって対価(給料)を得て生活するため」というものでしょう。

しかし、これだと当たり前すぎて深さに欠けますので、この記事ではもう少し深いところに切り込んでいきます。

参考:働くことの意味として考えられるもの

  1. 働くことによって対価を得て生活するため
  2. 単純に仕事が楽しい
  3. 仕事を通じて成長したい
  4. 社会的に役立つことを実現するため
  5. 社会にかかわったり貢献したりすることで自分の存在意義を発揮する

社会貢献の意味

さて、就活生や転職者がよく使う働くことの意味として「働くことを通じて社会貢献がしたい」があります。

これに対する面接官の典型的なツッコミは「じゃあ公務員に行ったらどう?それなら利益に縛られずに社会貢献できるよ」です。

しかし、面接官は内心では民間企業に勤めることでも社会に貢献できると考えています。

たとえば自動車メーカーの場合、自動車をつくれば喜んで買って使ってくれる人がいます。これによって公共交通機関が整っていないところでの移動が楽になります。

自動車メーカーは自動車が売れることで金銭的な利益を得られるだけでなく、人々の利便性に貢献しているのです。

それは工場で自動車を直接つくっている人だけでなく、材料の調達部門や法務部で働いている人とて自動車の生産に間接的に貢献しています。

政府とのつながりを意識しよう

そうやって自動車メーカーが大きな利益をあげれば、政府に法人税を納めなければなりません。

また社員が自動車メーカーから給料をもらった際には政府・自治体に所得税や住民税を支払う必要があります。

そういった税収は国防や公共事業など市場原理がおよばないところに役立てられます。

もちろん、それは自動車がスムーズに走れるような道路整備に使われる部分もあるでしょう。歩道の整備にあてられれば歩行者の環境が向上します。

こういう循環によって社会も個別企業も発展するのです。

市場原理がおよばないところというのは、その分野で活動していても利益が得られないことを意味します。利益が得られなければ民間企業は参入しません。

しかし、国防や公共事業は国家にとって絶対的に必要な活動ですので、政府がみんなから集めたお金(税金)を使って担うのです。

他の企業とのつながりも大切

また自動車メーカーは、ゴムメーカーからタイヤを、ガラスメーカーから自動車ガラスを、それぞれ買い付けます。

さらに自動車メーカーは販促やイメージアップのためにマスコミに広告を出したり、プロスポーツのスポンサーになります。

つまり、自動車産業が動くだけで他の産業にもお金がまわるのです。

こういった他者・他社とのつながりが民間企業の社会貢献になるといえます。

企業の目的は利益の追求か

自動車メーカーは自動車をつくれば何でもよいというものではありません。

消費者がもとめるような自動車でないと売れませんし、利益になるような価格で売らないと最悪の場合、倒産してしまいます。

つまり、企業は顧客の好みを考えながら商品・サービスを提供するところに本質があるといえます。

したがって、企業の目的は利益の追求だといえそうです。

しかし、「働くこと=企業と顧客に尽くして利益を出すこと」と捉えると、なんだかげんなりする人がいるでしょう。

この点、ドラッカーという有名な経営学者は企業の目的は利益の追求ではないといっています。

ドラッカーによれば、企業は顧客をつくって社会的な役割を果たすことに企業の目的があるそうです。

しかしながら、どんな企業も利益が出ないと存続できませんので利益の追求は企業の目的にとっての条件だというのです。

自動車会社の場合でいうと、自動車を買ってくれる顧客のために優れた自動車をつくることで結果として利益が入り、それによって会社は存続できるという形です。

これに関して面白いのはスポーツカーで有名なイタリアのフェラーリ社の経営哲学です。

それによると「フェラーリはF1レースに参戦するための資金稼ぎとして車を売っている」とされます。

F1マシンのボディは広告だらけなように、普通に考えたら「車を売るための宣伝としてF1に出る」というのが普通の解釈なのですが、フェラーリ社は逆なのです。

ここにフェラーリ社で働くことの意味・生きがいがあるといえます。

自動車レースに出場する自動車メーカーはかなり儲かっている会社か、フェラーリ社のようなレースに出るために車を売っているような会社だけなのかな?
基本的にはそうだろう。会社は儲かることで娯楽的な分野にも進出できる。こういう仕事は楽しいだろう。

まとめ:働きを好循環にしよう

この記事を読んでくれている人のなかには、働く意味に関して悩んでいる方も多いでしょう。

その際には仕事の好循環を意識すべきです。

たとえば、仕事の待遇が悪いとしても自分に適性があれば「その仕事が得意⇒仕事が好き⇒会社も好きになる⇒仕事がうまくいく⇒画期的な発明を成し遂げて社会に貢献する⇒周囲から好評⇒給料が上がる⇒納税額が増える」という好循環を築けます。

この方があなた個人にとっても、社会全体にとっても好都合です。

このような好循環型の社会貢献をめざして、あなたも適性のある会社に転職してみてはいかがでしょうか。

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