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後輩や弟子をあたたかく指導した方がよいこれだけの理由

上司 ビジネス
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デキる弟子・後輩への歪んだ憎悪

かつて『北斗の拳』という有名なマンガで、ジャギは「兄より優れた弟など存在しない」などと言いながら弟であるケンシロウへの復讐を目的に暴れまわっていました。

この場合の兄と弟とは血のつながった実の兄弟ではなく、同じ格闘流派に入門した同門の中での義兄と義弟を意味します。

つまり、二人は道場の先輩と後輩のような関係です

実の兄弟ではないとはいえ、実力の割に無駄にプライドだけ高かったジャギは、優れた才覚をもっていた弟のケンシロウに嫉妬していたのです。

一方のケンシロウは、ジャギの兄としてのプライドを尊重してジャギと練習で組み合った際にはわざと弱いフリもしていました。

確かにケンシロウの強さは天性の素質と後天的な努力が合わさった素晴らしいものでしたが、ジャギとてケンシロウに嫉妬せずに努力していれば、もう少し強くなっていたはずなのです。

とくに人間は吸収力の高い若い段階で素直に努力した方が、壮年~中年になったときにより大きな差になります。

つまり、それを怠ったジャギは精神力に問題があったといえます。

ジャギやケンシロウの師匠であるリュウケンとしても、ジャギのような若い頃からひねくれている人間よりはケンシロウのような素直な人間の方が教えやすかったはずです。

後輩は自分の成長源にもなる

現実世界でも先輩と後輩の間でのこじれた関係はよく見られます。

すなわち、

  1. デキる後輩はオレの地位を奪わないようにイジメてやれ
  2. デキない後輩は鬱陶しいから相手にしたくない

という感情です。

あるいは

3.部下がデキるにしてもデキないにしても人間関係が面倒だから、組織から義務的に与えられた部下以外はもちたくない

というパターンもあります。

おそらく1~3の中では3が日本人に多いはずです。

確かに人間関係を最低限にとどめれば、自分が迷惑をかける側にもかけられる側にもなる率は少なくなります。それにともなってストレスも減るでしょう。

実際、人間関係に疲れた人が起業して1人で頑張っていたらよい成果を出せたなんてことは珍しくありません。

しかし、1人だけでの頑張りだと成長にも限界がありますし、適度に他人と関わらないと人間の気持ちは晴れません。

つまり、義務的な面以外でも部下の類(後輩や弟子など)をもった方が本人の成長につながるということです。

後輩や弟子のような若輩者の立場としても、だれかに教わりたいと思っているはずです。

もちろん合わない人もいるでしょうが、世の中には実に多くの人間がいますので中にはあなたと合う人間もいるはずです。

そういった人たちに、自分のスキルや経験を授ければ、あなたも組織も成長すると思いませんか。

実際、イケダハヤトさんやマナブさんなどインターネット上で成功しているブロガーやYouTuberでも良質の後輩を育てようとしている人は多いです。

彼らは「デキる後輩はオレの地位を奪わないようにイジメてやれ」などとネガティブに考えるのではなく、むしろ後輩の力を伸ばして自分の育成力を伸ばしたり、後輩とともに人生を楽しんでいます。

これはポジティブ思考の方が人生が成功しやすいことの証左です。

有益な情報を包み隠さず教えるなど、人としての器が大きいほどフォロワーが増えるなど成功しやすいともいえます。

アメリカのロックフェラーはその究極形で、彼は石油事業で莫大な富を得ながらも富を独占せず福祉財団と大学を創設しました。

自分の死後や国家の後輩のために大学を創設するなんていうのは「後」に対する究極の思いやりだと思いませんか。

どんな人間もあの世に財産をもっていくことは決してできないのですから、日本の成功者も後世に配慮していただきたいものです。

もしかしたら、生まれたときからインターネットがあった世代しか社会に存在しなくなったら、日本ももっと後世に配慮した気風になっているのかもしれません。

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