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マーケティングの基本的な意義を初心者向けにわかりやすく解説

インタビューする女性 ビジネス

マーケティングの意義

マーケティングとは、生産者が利益を持続的に上げるために行う、最前線の生産とは直接の関連が薄い戦略的活動を意味します。

そもそも、あらゆる会社にとっての理想はマーケティングや営業活動などを行わず、商品が順調に(勝手に)売れていくことです。

たとえば自動車メーカーにとって、自動車の製造や経理にしか費用がかからないことは理想的ではあります。費用が少ない方が利益は大きくなるからです。

しかし、その自動車が現場の製造部門の人にとっては満足いくモノでも、消費者や顧客にとっては良いモノとは限りません。

そこで生産者としては、顧客のニーズや自社の強み・弱みを知ったり、市場を予測したりする必要があります。

もちろん、情報を入手した後は他部署と共有し、生産計画や営業にも活かしていく必要もあるでしょう。

これがマーケティングです。

マーケティングなしには売れない

かなり昔の社会のように、生産者が利己的につくった商品が勝手に売れ続ければマーケティングの必要はありません。

しかし、経済発展が進んだ現代ではそうは問屋が卸さないからこそ、マーケティングは必要なのです。

名だたる大企業とて使える資源(人員や資本、時間など)は明らかに限られており、競合会社もマーケティングに励んでいるのですから、いかなる生産者にとってもマーケティングは必要だといえます。

また商品を一度売ったら終わりなのではなく、顧客をリピーター化したり、関連商品を買ってもらったり、ブランド価値を高めて消費者の購入後の満足感を高めたりすることも重要です。

そう考えるとマーケティングの範囲はかなり広く、各部門の戦略的連携が必要なことも伺えます。

営業はマーケティングに含まれるか

ここで「営業」は、マーケティングに含まれるのかという疑問をもった人がいるかと思います。

私の考えとしては、その営業マンが押し売りにのみ専念していればマーケティングとは遠いと思います。

しかし、その営業マンが他部署と情報を共有したり、改善を提案したりするなど、組織運営に長期的かつ戦略的に貢献していれば、マーケティングの範疇に入ると認識しています。

消費者の心理は複雑

マーケティングの基本は消費者が求める商品を提供することです。

しかし、人間というのは実に複雑な生き物で、企業は消費者が求める性能を満たした商品を売り出したにもかかわらず、売れ行きが悪かったということがあります。

たとえば、多くの人にとってシャンプーを実店舗で購入することは何の問題もない行為でしょうが、「薄毛に効く」とか「中高年でも20代の状態に戻れる」といったことが露骨に強調されているシャンプーだと買うのをためらう人が増えるでしょう。

買うのが恥ずかしい商品の売上比率は、やっぱりネットの方が高くなるみたい。

そう考えると、マーケティングというのは商品自体の性質を消費者が求める姿に合わせるだけでなく、宣伝やイメージ(企業イメージ・商品イメージ)についても消費者が受け入れやすいものにする必要があるといえます。

多くの消費者は健康な効能があるシャンプーを欲しているのかもしれませんが、それを露骨にアピールしていると、かえって買いにくくなるというわけです。

会社自体のイメージを上げることも大切

また消費者の中には、費用対効果の高い商品でも、その会社にネガティブなイメージをもっているから買わないという方もいるでしょう。

たとえば、ある家具販売会社は会社内部の争いが明るみになったことで売上が大きく下がってしまいました。

家具の購入は縁起を考えながら行うものでもあるので、内紛という悪いイメージは家具の耐久性やデザインとはまったく関係がないとしても、購入心理には大きな悪影響を及ぼすわけです。

マーケティングは、数値や論理を分析するだけで優れた実績につなげられることもありますが、それだけでは片落ちで、消費者の気持ちを汲み取ったり企業イメージを向上させたりすることも重要だといえます。

知名度やイメージはやたらいいんだけど、商品の実質的な性能はよくないというメーカーもあるみたい。
※マーケティングには様々な理論がありますが、理論は誰にでも習得できるとしても、最終的な優劣というのは経験に裏打ちされた感性(センス)が左右するのではないでしょうか。
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