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自己啓発本の定義と目的とお役立ち度と探し方を出版経験者が分析

自己啓発 ビジネス
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出版経験者が見る自己啓発本の世界

ネットで自己啓発本の類を検索すると、称賛するものもあれば、「嫌い」や「気持ち悪い」だの否定的な意見も目立ちます。

私は今までさまざまな本を読んできましたので、その経験からいえる自己啓発本の意義や見つけ方をあなたに役立つように示します。

自己啓発本の定義

そもそも自己啓発本とは、人生の中で自分を成長させることについて役立つ本を意味します。

自己啓発本の定義のポイントは「人生の中で」というところです。それがないとすると、自己啓発本の範囲が広くなりすぎてしまうからです。

たとえば、投資の入門書は投資の理屈についていろいろ書いてありますが、投資は理屈だけでなく心がけも重要なので心がけについても触れているのが普通です。

一般に投資関係の本は実用書やビジネス書の部類に入るでしょうが、「人生の中で」がないとすると投資本も自己啓発本に入ってしまいます。

ですから自己啓発本は、筋トレや投資など特定の領域だけで役立つと考えるのではなく、人生の進路や成功など大きな視点で役立つ本ととらえるべきでしょう。

こんまりさんの片付け本は、片付けのノウハウだけにとどまらず人生を輝かせる自己啓発本っていう感じがするね。

自己啓発本を読む目的

次に自己啓発本を読む目的です。

まず自己啓発本を買ってまで読むとすれば、その人は自分自身を成長させるヒントが欲しいとか、真剣に悩んでいるので頼りになりそうな人に道しるべになって欲しいという目的が多いでしょう。

中には怖いもの見たさとか物見遊山気分で読むという方もいるでしょうが、おそらくこちらの動機で読む人は借りたり立ち読みで済ませるのであって買って読む人は少ないでしょう。

ですので、こちらのパターンは深く分析できません。

自己啓発本のタイトルってキャッチーだったり大げさだったりするから、結構気になるんだよね。で、意外と中身は薄かったりする…

成功するのに必要な能力はいろいろある

次に自己啓発本を真剣に読む人を分析します。

上で述べたように、自己啓発本を真剣に読む人は、自分自身を成長させるヒントが欲しいとか、悩んでいるので頼りになりそうな人を探しています。

要するに自分に対して改善や成功をめざしているといえます。

ここで重要なのは、一般に本は人の知力や精神力を上向かせますが、人間が成功したり悩みを乗り越えるには、努力、才能(努力では得られないモノ)、行動力、運なども必要になるという点です。

自己啓発本は文字どおり「自己啓発」だけあって読むとやる気が出やすいです。自己啓発本は、読者に高揚感や自信を与えるように設計してあるからです。

しかし、これは「やる気」という気持ち(精神力)であって成功要素の一角にすぎません。

にもかかわらず自己啓発(精神力の向上)だけに満足してしまうと、その後、行動に移せなかったり、単なるノウハウコレクターに終わってしまいます。

これは「いけない薬」に近いものがあります。もちろん、私は「いけない薬」を使った経験がありませんが、それを飲むと気分は妙によくなるらしいです。

自分の行動・努力が伴ったうえで気分がよくなるのはよいことですが、何もやっていないのに気分だけよくなるというのはいかがなものでしょうか。

これは自己啓発本の欠点になりうるところです。

自己啓発本を読んだ後は、「自分にもできそう」というパターンと、「こんなの自分にはできっこない」というパターンに分かれます。

思い描いた成功イメージのレベルが高すぎると、それに自分を近づけていくのにかなりの苦痛が伴う場合もあります。

才能や行動力だけでも成功できない

しかし、逆に行動力があったとしても行動が的外れだったら人生では成功できないでしょう。

あるいは才能があっても、プライドが高すぎて人間関係でつまずいたために成功できなかったという人もいるでしょう。

こういう場合は才能や行動力がよい方にまわるようなノウハウが必要です。このとき自己啓発本が役立つはずです。

どういう自己啓発本を選べばよいか

次に気になるのはどういう自己啓発本を選べばよいかということです。

100%当てはまるとは限りませんが、まず販売がネットだけで完結している情報商材は怪しいと見るべきです。

この場合の情報商材とは、自費出版のように自分の意思次第で価格や内容を自由にいじれるうえに実店舗に流通していないものです。

自費出版物でもお金を出せば書店に流通させることは可能です。

自費出版とは対照的に商業出版といって出版費用を出版社が負担する体系だと、契約前の段階でいろいろ審査されます。

ですから、商業出版の本には最低限の信頼があります。

※もちろん商業出版本の中にも駄本はあります。ただ、確率やコストパフォーマンスを考えると情報商材系は避けた方がいいということです。

※ノンフィクション本の商業出版企画で審査される項目

  • 企画概要
  • 著者のプロフィールと実績
  • 著者が協力できること
  • 工夫点
  • 類書の状況
  • ターゲット層

契約を結んだ後でも原稿の内容は編集者にチェックされますから、商業出版の著者は何もかも自由に書けるわけではありません。価格やタイトルも出版社が主導してつけるのが普通です。

有名な作家だと価格やタイトルのつけ方を主導できるのですが、基本的には費用を負担する側である出版社が優位です。

出版社は営利企業である以上、初版の部数程度は売れる見込みがないと契約したがらないため、契約に慎重になるのです。

また的外れでみっともない本を出版してしまったら汚名が残りますから、一定水準の内容は確保しようとするのが普通です。

この点、情報商材はほとんど自費出版みたいなものなので作り手の意思次第でなんとでもできます。ですから、独りよがりの内容だったり思想が偏っていることも少なくありません。

また、もし自費出版タイプの情報商材の内容が的確だったとしても、それが5万円という価格である一方で、同じような内容のビジネス書が1500円だったら後者の方がどう考えてもお得です。

自己啓発セミナーにしても、参加費が1万円なのに、それと同レベルの本が2000円で売っているのなら、他に特典などがない限り2000円の方がトクです。

情報商材は同類の商業出版本に比べると割高が疑われるのです。

そのためまずは情報商材を避けて商業出版本を探してみましょう。

自己啓発本は大学で心理学を専攻した人が書くとは限らず、苦労した弁護士や成功した起業家なども執筆しています。

自己啓発には数学や経済学のような統一的な理論があるわけではなく、書き手の経験や見解に委ねられているわけです。

ここが自己啓発本の胡散臭さにつながっているといえます。

ネットのレビューや名門大学の蔵書データを参考にする

自己啓発本を探すにあたって情報商材系を避けるというのは、最低限クリアーすべきことです。

これはまったくもって難しくないでしょう。実店舗型の書店に行けばすぐにクリアーできるからです。

そして次の段階はネットのレビューを参考にすることです。

絶対的な基準はないのですが、読書サイトやAmazonのレビューを見たときに「これは妙だぞ」と感じたら、ちょっと身構えるべきです。

レビューが荒れている本というのは内容にも何か問題がある可能性が高いからです。

あるいは旧帝国大学(東大や京大など)蔵書データも参考になります。

たとえば、旧帝大の図書館は自己啓発本として名高いカーネギーの本を置いていますが、「妙な」自己啓発本は置いていません。

旧帝大はプライドが高く、また旧帝大の選書は厳しいため「妙な」本は置きたがらないのです。

ただし、旧帝大の選書は頭が固いともいえますので、これも絶対的な指標になるわけではありません。

自分に合った本を選ぶ

その次はあなたの目的や状態に沿って選ぶ段階です。

たとえば、まず自己啓発の全体像を知りたいというのであれば、入門書的で全体像を示した本を読むべきです。

あるいは、あなたが内向的でそれを直したいのだとすれば、外向的な本を読むべきです。

もしくは、あなたが内向的だとしても、それを生かしたいというのであれば、その内向性を生かせる本を読むべきです。

まとめ

自己啓発本といってもいろんなモノがあります。正直言って役に立たない駄作もあれば、結構役立つものもあります。

今まで自己啓発本をほとんど読んだことがない人は2,3冊くらいは読んでみると新たな境地が開拓できるはずです。

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