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個性がものをいう世界で勝ち抜く者たちの共通点

テニスの名選手たちの共通点


サンプラス、アガシ、サフィン、ヒューイット、ロディック、フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、いずれもテニスの名選手であり、2000年以降で世界ランキング1位をとったことがある選手です。

サーブ私は以上の名選手たちには一つ共通点があると考えます。それは彼らのサーブのフォームが、打つ前の動作を含めて少しだけ個性的なところです。テニスをある程度知っている人なら、彼らのシルエットを見るだけでも誰が誰であるかを即座に判別できるほど、彼らの動作は基本を押さえながらも、少しだけ特徴的なところが見られます。

日本でも錦織圭選手、鈴木貴男選手、松岡修造氏のサーブ時の動作は、基本は押さえながらも少しだけ個性的です。逆に日本選手の中でも目立った実績を残せなかった選手は、無難な動作の選手が多いように思います。

個性や自我の強さはサーブの動作に表れる


テニスのサーブは、とくにセカンドサーブにおいては回転をある程度かけることが不可欠です。頭上でボールに回転をかける動作、つまりサーブ時のスイングは、同じ球種で合理性を突き詰めれば、人間の骨格の制約上、どうしても似通ってきます。

しかし、サーブに入る前のルーティンワークや定位置についたときの構え、スイング前のタメなどに関しては名選手ほど個性が不思議と表れるのです。サーブは、その他のショットと異なって自分の好きなタイミングで打てるのですから、サーブの動作前後に個性が出るのは当たり前のように思えますが、それは上位層で顕著です。

おそらく、テニスという個人スポーツで各国のエリートを相手に本気で勝ち抜くには、自我を強く保つ必要があり、そういった気持ちの強さがサーブ時の動作に個性を生むのでしょう。

基本は押さえつつも個性を出すということ、なんだかスポーツ以外の処世術にも通じるものがあります。テニスを観戦される際には、球の行方だけでなく選手の仕草にも注目してみると面白いですよ。




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