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KKDと非KKD的戦略

KKDとは


KKDという言葉をご存知でしょうか。これは、企業が「勘(K)」と「経験(K)」と「度胸(D)」にばかり頼ることを意味します。

具体的なイメージとしては、経営陣および社員が経営戦略を長年の経験にのみ頼り、行き当たりばったりのやり方で活動することです。

エスカレーター

KKDだけに頼り続けることは危うい


しかし、勘や経験は人によって異なるため不安定です。優秀なトップ層の勘や経験は頼りになるかもしれませんが、それは企業時代の変化とともに使えなくなる可能性もあるでしょう。それにもかかわらずKKDにのみ頼ることは危ういのです。

また、会社の資源(資本、人材、設備、時間など)は限られています。それゆえ行き当たりばったりで行動するよりは、営業人員と他部署の比率を見直したり、顧客ターゲットを特定層に絞ったり、広告戦略を見直したりした方がよい効果を得られるかもしれません。

KKDだけで乗り切れる時代ではない


高度経済成長期では、KKDに基づいた手法に則っても企業経営は順調に進んだのかもしれませんが、成熟している環境下では精度の高い戦略が必要とされるということで、コンサルタントからはネガティブに見なされがちです。

しかしながら、KKDは必ずしも無益ではありません。例えば、組織の運営において責任者が度胸を示すことは、いつの時代も必要なことでしょう。責任者は不祥事があった際には潔く責任を認め、部下が実績を挙げた者には相応の評価を素直に与えるのです。

戦略のバランスを整えよう

一般的に組織が成熟するほど組織に非KKD的な戦略(効率的な戦略)が浸透すると考えられますが、効率的な戦略や仕組みが定着するまでは、KKDに基づいた試行錯誤も必要でしょう。

要はバランスの問題です。

就職活動や婚活といった企業経営以外の場面でも、KKDと非KKD的戦略のバランスを見直すと良い結果が得られるかもしれませんよ。




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